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神護寺に多数ある国宝と観光の見どころ

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京都には数多くの神社仏閣が建ち並んでいることでも知られていますが、その中でも数多くの国宝を拝むことができる場所として人気があるのが神護寺です。このお寺は高雄山の中腹に位置し、もともとはそれぞれ独立していた神願寺と高雄山寺が合併して誕生したものです。

江戸時代以前に勧められた神仏習合により誕生した背景があり、仏教史上でも特に歴史が古く重要なお寺だとされています。国宝や重要文化財なども数多く保管されており、かの有名な最澄が天台宗を始めた場所としても知られています。

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厄除けの儀式として親しまれている瓦投げ発祥の地

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厄除けの儀式として親しまれている瓦投げ発祥の地でもあり、地蔵院前にある広場から錦雲峡に向かって皿を思いきり投げることで厄を払うことができるとされています。もちろん現在でもこの厄除け儀式を体験することができるので、訪れた際にはぜひやっておきたいものの一つだと言えます。広場は展望台にもなっており、秋になるとそれは美しい紅葉が遠くの山々にまで広がる様を一望することもできます。

冬や寒い時期には広場で特性の甘酒をふるまうこともあり、ぜひ味わってみたい一品でもあります。ちなみに瓦投げが行われる広場兼展望台は非常に見晴らしがよく高い場所にあるので、高所恐怖症の方は身を乗り出したり下を見ないほうが良いでしょう。

貴重な文化財

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神護寺に観光に来たなら、絶対に見ておきたいのが貴重な文化財の数々です。仏像を始めとした様々な国宝や重要文化財が目白押しですが、その中でもまずは御本尊でもある薬師如来立像は欠かせません。金堂に安置されており、表情は薬師如来としては珍しく非常に厳しくなっているのが特徴です。もともとこのお寺は山岳修行に訪れる人々が多く集う場所だったため、厳しい環境で修行に耐え抜く心を勇気づけるようにあえて厳しい表情を持たせたのだとも言われています。

木彫りであることも珍しく、太い栢の木からまるごと彫りだされたものなので他では見ることができない力強さや存在感を感じることができるでしょう。

釈迦如来画像

また、美しい色彩で描かれた釈迦如来画像も必見の品です。このお寺では創建当時から法華会が開催されており、釈迦如来画像も法華会でお披露目するものとして描かれたと伝えられています。お釈迦様の体は輝くような黄金で彩られ、身にまとった衣は鮮やかな朱色に七宝つなぎの截金文様、さらに彩色の円花文を散りばめたそれは豪奢で美しいお姿をしています。

日本三大鐘の一つとして有名な梵鐘

この他、日本三大鐘の一つとして有名な梵鐘も神護寺に備えられており、「三絶の鐘」とも呼ばれています。この梵鐘は鐘でありながら国宝に指定されており、高さは約1.47m、幅は約80.3cmで銅で作られています。一般には公開されていないので、鐘楼を見て想いを馳せるしかありませんがその響きは非常に心を落ち着かせ、悩みや穢れを洗い流してくれるかのような感銘を与えてくれるでしょう。

貴重な所蔵宝物を一般の訪問客に公開するイベント

このお寺は現在でも1年を通して数多くの行事が執り行われており、その中には貴重な所蔵宝物を一般の訪問客に公開するイベントもあります。毎年5月のゴールデンウィーク期間中に行われる虫払いという行事では、寺宝の虫干しが行われるので特別に内部が公開されます。

ここには国宝の掛け軸だけでなく、平重盛像や源頼朝像など様々な国宝が一堂に会しており、素晴らしい宝の数々を1年に1度だけ目にすることができる貴重な機会となっています。料金は800円で観覧時間は午前9時から午後16時までと7時間しかありませんが、是非目にしておきたい至高の品ばかりなのでこの時期にお寺へ行く場合は要チェックです。

紅葉の名所としても有名

さらに、ここは仏像や仏教建築だけでなく紅葉の名所としても有名です。シーズンになると山門から燃えるような紅葉が広がり、境内にも数多くの楓が植えられているため建築物と紅葉がそれは美しいコラボレーションを見せてくれます。京都は周囲を山々に囲まれているため至る所が紅葉狩りの名所になっていますが、その中でもこのお寺は仏教建築や国宝が数多く残されている点から見ても特別な場所だと言えます。秋に京都を訪れる場合は、紅葉も古き良き遺産も一緒に楽しめる場所として神護寺は最適な場所だと言えるでしょう。

まとめ

神護寺には様々な建築物や施設があり、それぞれ開場している期間や時間帯などが異なることもあります。もし訪れる場合は事前に公式ホームページなどをチェックして確認しておかないと、せっかく行ったのに中に入れなかったという事態にもなり兼ねません。観覧するには拝観料金が必要な施設もあるので、併せて事前に情報収集しておくようにしましょう。

特に人気の高い御本尊である薬師如来像や国宝の両界曼荼羅、釈迦如来画像などの宝物は一般公開されている5月にならないと見ることはできないので、これを目的に訪れる場合は時期にもよく注意しておく必要があります。最高の思い出にするためにも、スケジュールは無駄のないよう綿密に立てておくようにしましょう。


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