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自然の悠久を感じる「屋久島」の魅力と人気観光スポット

屋久杉で有名な屋久島ですが、屋久島は何県で、どこにあるかご存知でしょうか?沖縄県にあると思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?実は、鹿児島県にあり、鹿児島と沖縄の間ではありますがずっと、ずっと鹿児島寄りにあります。

自然にあふれ、太古の植物が今なお生き続け、固有種の動植物の宝庫である屋久島は自然の悠久を見て、肌で感じ、その限りある命に思い馳せることができる観光名所が点在しています。そんな屋久島の魅力を観光スポットを紹介しながらお伝えしたいと思います。

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1.大川の滝(おこのたき)


大川の滝は里は屋久島にある滝としては、水量共に一番の滝です。3大屋久島大滝としても有名で、平成2年4月には「日本の滝百選」にも選ばれている程です。88メートルの断崖から、流れ落ちる様はダイナミックです。九州一の高さを誇る大川の滝は一見の価値ありです。

しかも滝壺の真下まで歩いて行くことができるのもオススメポイントです。滝のダイナミックさをより身近に感じながら、マイナスイオンをたっぷり浴びることで、心身ともにリラックスできるはずです。水中をのぞいてみるとにはボウズハゼなどが、ゆったりと泳いでいます。

橋の辺りには、キセキレイやカワセミなどが自由気ままに遊んでいる姿を見ることができるかもしれません。近くには名水100選に選ばれた「大川湧水」があります。岩間から絶え間なくあふれ来る清水は、古くから健康に良いと伝えられています。

近くにはトイレもあり、美しいビーチまで歩いて5分位とみどころもたくさんあります。アクセスは、宮之浦港から車で約1時間30分、屋久島空港からは約1時間10分程のところにあります。屋久島交通大川の滝行きバスも出ています。駐車場は5台程のスペースがあります。

譲り合いの気持ちで利用して、気持ちよく美しい景色を堪能してほしいと思います。
鹿児島県観光サイト 大川の滝

2.白谷雲水峡(しらたにうんすいきょう)


白谷雲水峡は宮之浦川の支流にあたる白谷川の上流にあります。約423haもの大自然の中にあります。この辺りでは照葉樹林であるイスノキやウラジロガシ、タブノキなどの大木と、ヤクスギ林帯に生息するスギやツガ、モミなどの大木が一緒に見られる珍しい場所でもあります。

渓流沿いにはサツやホソバハグマ、ヤクシマショウマの群落を見ることができ、写真スポットとしても最高のロケーションです。太古の森を思わせるような樹齢数千年にもなる奉行様々な杉の田墨が出迎えてくれます。所々に見える桜つつじやナナカマドが彩を添えてくれます。

楠川歩道は、江戸時代に花崗岩でつくられたと言われていますが、現在でもなんの問題もなく使われるほどです。悠久の時を感じることができます。「もののけ姫」のモデルやイメージとなった場所だけに宮崎アニメのファンの垂涎もののスポットでもあります。
屋久島レクリエーションの森 保護管理協議会 白谷雲水峡

3.ヤクスギランド


ヤクスギランドは安房川の支流にあたる荒川の上流にあります。約270haもあります。ヤクスギランドのなかにはいくつもの登山道があり、スギやツガ、モミなどの大木を見ることができます。世界自然遺産地域および国立公園特別保護区となっている所もあるので、大切に散策してほしいと思います。

樹齢1000年以上の仏陀杉や母子杉、天柱杉など大きな杉だけでなく、ツガやハリギリの大きさにも驚かれることだと思います。山頂付近は花の季節になると山シャクナゲが咲き乱れるなど見応え十分です。巨木の多さに有休を感じてしまいます。
屋久島レクリエーションの森 管理保護協議会 ヤクスギランド

4.志戸子(ししとこ)ガジュマル園

志戸子集落の海岸線にガジュマルの生い茂る志戸子ガジュマル園があります。亜熱帯産クワ科の植物であるガジュマルは沖縄のイメージが強いいですが、屋久島でも多く見ることができます。ですが、群をなして生えている場所は志戸子ガジュマル園でしか見ることができません。

まるで、ジャングルに迷い込んでしまったような雰囲気を味わうことができます。
鹿児島県観光サイト 志戸子ガジュマル園

5.石楠花(しゃくなげ)の森公園


「石楠花の森公園」の石碑を右折し、畦道を進んだ先に石楠花の森公園があります。たくさんの種類の石楠花や植物を見ることができます。公園を維持、管理するため入園協力募金を行っています。大人300¥で子供150円です。ぜひ、協力していただきたいと思います。

入園される際は、照明設備が無いので明るいうちに散策していただきたいと思います。小さな子様でも楽しめるように石畳が連なり、木製の階段が作られています。3~40分ほどで散策できるので、簡単に自然を堪能できます。

石楠花は種類ごとに開花時期が異なりますが、たくさんの種類が植えられているので、3月下旬ごろから6月上旬まで、美しい石楠花を楽しんでいただくことができます。また、渓谷があり、川辺に近づくこともでき、マイナスイオンを思う存分感じることができます。
屋久島マルシェ 石楠花の森公園

6.屋久島青少年旅行村

登山のベースキャンプとして人気があります。冷暖房・バス・トイレ・台所・ガスコンロ付のバンガロー9棟や貸しテントのほかに1回100円の温水シャワー、炊事場 もあります。レンタルできる鍋・食器類などの調理道具や毛布もあります。薪なども販売しているので、バーベキューを楽しむこともできます。

近くにジュースや氷の自動販売機もあり、コインランドリーも設置されているので、長期滞在にもうってつけのスポットです。遊歩道や公園、あずまやもあるので登山のベースキャンプだけでなく、オウトドアを満喫できます。
鹿児島県観光サイト 屋久島青少年旅行村

7.屋久島総合自然公園

「森・水・人のふれあいを基調とする森林文化の創造」をコンセプトに美しい屋久島の自然の保護と活用のために整備されたのが屋久島総合自然公園です。園内に流れる宮之浦川に湯川橋を架け、川のせせらぎに耳を傾けることができます。

約8万㎡の園内にある遊歩道から、美しく煌めく宮之浦川を眺めることもできます。植物園もあり、ヤクシマシャクナゲのように「ヤクシマ」を名前に持つ固有種34種のほか、貴重な植物の苗木を約60種育成する活動も行っています。
屋久島マルシェ 屋久島自然総合自然公園

8.トローキの滝

3大屋久島大滝の一つに数えられているトローキの滝は、遠景で楽しむ滝で、滝直下は太平洋になっていることから滝壺はありません。日本では北海道函館にある白糸の滝とこのトローキの滝だけが海に流れ落ちる滝とされています。なかなか見ることのできない希少な景色を楽しんでいただきたいと思います。

県道77号線沿いにある農産物直売所ぽん・たん館とその看板を目印にするとスムーズです。駐車場を利用し、お土産などを購入するとよいかもしれません。「ぽん・たん館」の大きな看板の後方に、トローキの滝の展望所へと続く遊歩道があり、7分ほどで絶景を見ることができます。
屋久島マルシェ トローキの滝

9.千尋(せんぴろ)の滝

3大屋久島大滝の一つに数えられている千尋の滝も近くで見ることはできませんが、滝の流れ落ちる爆音が展望スペースまで聞こえてくるので、圧倒される迫力を感じることができます。滝の左には大きな一枚岩がすっくと立っていて滝の「動」と岩の「静」のコントラストが、見る者の心を打つ景色です。

千尋の滝へは、土産物と茶店を兼ねている「げじべえの里」があり、そちらの駐車場をお借りし、景色を楽しむのもよいと思います。帰り際には、お茶を一服するのも良いと思います。整えられた遊歩道を2分程進むと展望スぺースがあります。
鹿児島県観光サイト 千尋の滝

10.永田いなか浜


永田いなか浜は、波の激しい浸食によって作られた切立った崖に囲まれた砂浜です。屋久島では貴重な砂浜の一つで、1Kmもあります。また、花崗岩砕けた粗い砂なので、叩くと簡単に落ちてしまいます。日本一の海がめ産卵地として有名で、ラムサール条約に登録されています。

アカウミガメの産卵は5月から7月中旬にかけて行われます。ピーク時には全長1mを超えるほどの大きなウミガメが一晩で20頭以上も産卵している光景を見ることもできます。夜の21時過ぎから明け方3時頃まで続きます。

ウミガメの卵は2ヶ月程でふ化します。7月の後半から9月ごろに子ガメがよちよちと海に初めて入る感動の場面に立ち会うこともできます。美しい夕日もおすすめです。
鹿児島県観光サイト 永田いなか浜

11.西部林道


ここ西部林道は山岳部から海岸線までの広い範囲が世界遺産に指定されています。島の西側に位置し、山から海岸線までの急斜面に作られた12Kmの林道です。冬でも葉が落ちない常緑広葉樹のおいしげる森になっています。鬱蒼とした森が広がっています。

車で12Kmの緑のトンネルを通ることもできますが、ここまで来たのですから、 鳥の声を聞きながら、ヤクシカやヤクザルと遭遇できるかもしれないドキドキ感と森が醸し出す悠久の時の流れを体感していただきたいと思います。

原生林の散策もおすすめです。ガイドさんと一緒に、1日コースや半日コースなどで散策してみるのもおすすめです。林道を歩くだけでは見ることのできないガジュマルの大木や清流に触れたり、海岸線まで行くことができるのでお勧めです。

もちろん携帯電話は県外ですし、トイレもありません。対策を講じたほうがよさそうです。完全防備の登山仕様の装備が必要です。昔の人々の生活を感じることができる火おこし跡なども見ることができます。悠久に思いを馳せてみるのもおすすめです。
鹿児島県観光サイト 西部林道

12.屋久島灯台

屋久島の最西端にある永田岬に立つ灯台は、日本本土から植民地台湾までの南方航路を整備するために、九州西岸から南西諸島にかけて建てられた台湾航路灯台8ケ所の内の一つです。明治28年12月に着工し、明治30年1月10日に東大としての仕事が始まります。

煉瓦と御影石の折衷造り、高さが19.6mある煉瓦石造円形白色様式で作られています。明かりは15秒に1回閃光をはなち、その光は22海里(約40Km)先まで届いた大型のものでした。永良部島間は「屋久島海峡」と呼ばれ、大型定期旅客船や貨物船等の航行に欠かせない目印でもありました。

この灯台は年に1回、5月中旬に行われている「屋久島ツーデーマーチ大会」の時に、一般公開されています。大きな灯火レンズや灯台からの眺めを楽しむことができる貴重な2日間を楽しむことができるまさにおすすめの2日間です。
屋久島マルシェ 屋久島灯台

13.紀元杉(きげんすぎ)

紀元杉は、樹齢3000年を越える老屋久杉で六神木と呼ばれる大杉のひとつです。、屋久杉特有である筋状の瘤や苔むし、いくつもの植物が着生している様子は有休を感じさせつつ、自分も大きく抱かれているような雰囲気を味わうことができます。

標高1,230mの安房林道沿いに立つ紀元杉は、車窓からでも簡単に見ることができるため、最も多くの人が訪れる屋久杉の代表格として有名です。上部は白骨化しているように見えますが、幹辺りは強い生命力を解き放っているのが感じられます。

春はヤクシマシャクナゲなどが花を咲かせ、秋にはナナカマドなど紅葉が美しいため、観光バスが来る前に早起きしてゆったりと訪れるのがおすすめです。
鹿児島県観光サイト 紀元杉

14.縄文杉


屋久島と言ったら「縄文杉」が代名詞にもなるほどに有名な巨木です。縄文時代から生き続けて、推定樹齢は4,000年とも7,200年とも言われています。世界最古の植物とも言われる古木は、巨大な瘤やとぐろを巻いて絡みながら這う根、皺そのどれを見ても神々しく、神様が本当に宿っているのではないかと思わせるいでたちです。

縄文杉へ訪れる人はその知名度とともに増加し、人の流入によって踏まれ続けた根が傷んだことによって、土砂の流出や周辺の植物に影響が出たため、1996年から15ⅿ離れた展望デッキからの見ることとなりました。

メインルートの荒川登山口から往復で9~10時間もかかる本格的なトレッキングとなります。登山道は整備もされているので、特別な経験は必要なく、人並みの体力があれば、休み休み進むことはできます。ぜひ、悠久の時を刻んできた縄文杉と対話してきてほしいと思います。
鹿児島県観光サイト 縄文杉

15.ウィルソン株


ウィルソン株は、切り口付近の胴回りが16mもあり、伐採当時の推定樹齢が2,000年から7,200年位ではないかといわれるほどの切り株です。今をさかのぼること約400年前、豊臣秀吉の命により大阪城築城のために切り出されたといわれています。

その大きさゆえに当時の人々の目に留まったのでしょうが、あまりの大きさについには運び出すことができず、大阪城支えることはできませんでした。そんな逸話もあるウィルソン株を見て、命あるものを大切にすることに思いをはせていただければと思います。

そして、カタカナの名前が付いたのは、アメリカの植物学者であるウィルソン博士が大正時代に屋久杉とのちのウィルソン株を調査し、その結果を紹介したことで、名前をいただいたといわれています。切り株の中央付近に朽ち果ててできた広さ十畳ほどのスペースがあり、清水が湧き出で、木魂神社が祀られています。

このウィルソン株が有名なのは、その十畳ほどのスペースから、天を仰ぐとハート形に見えることにあります。もしかしたら、愛を誓いあう恋人やその愛を貫いてきた方、出会いを求めたい方にご利益があるかもしれません。ぜひ訪ねてみてほしいと思います。
鹿児島県観光サイト ウィルソン株

16.中間ガジュマル

中間川には、樹齢300年といわれ、天然記念物に指定された屋久島最大のガジュマルの根が小道を除け、アーチ型にまたいでいる光景は自然の美しさを見せつけてくれます。下流には川を覆うように数本のガジュマルが茂っているので、日中でも薄暗いジャングルのような怪しい雰囲気を醸し出しています。

まとめ

このように、屋久島では何千年もの時を生き抜いてきた大木や動植物を間近に見て、触れて、感じて、自然の悠久さを存分に感じることができると思います。そんな自然の悠久さに触れ、都会の喧騒に疲れた心と体を癒しに訪れてみてはいかがですか?

大木の間を縫うように進むトレッキングの疲れは、都会で感じる疲れとは違って、心地よいはずです。


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