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知床観光船の魅力とルート、予約方法

北海道東部にある知床半島には原生林が広がり、断崖絶壁の海岸沿いには滝が海に注いでいます。この場所には南方系と北方系の動植物が混在していて、多種多彩な生物が生息しています。

鮭や鱒などの魚が海と川を行き来して、川に遡上した鮭などを餌とするヒグマ・シマフクロウ・オオワシ・オジロワシなどの大型動物のほか、絶滅の恐れのある猛禽類や海獣などの生き物が生態系を構成しています。

この地域と周辺海域は2005年に世界遺産に登録され、環境保護のために半島の奥は立ち入りが制限されています。半島沖に広がるオホーツク海は冬季になると流氷が流れてきます。この地域は北半球における流氷の南限で、冬の時期になると砕氷能力を持つ流氷観光船が運行されます。

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知床半島へのアクセス

知床半島は美しい自然や地形や多種多彩な動植物などが見られる秘境ですが、一般人の立ち入りが制限されているので内陸からアクセスすることができません。

このため、海上から半島の海岸を眺めることのできる遊覧船が複数の会社によって運航されています。近年は日本人観光客に加えて外国人観光客も増えていて、遊覧船を利用するためには予約をする必要があります。

知床遊覧船

知床半島を観光するための知床観光船のコースですが、春から秋にかけての時期であれば半島の付け根部分にあるウトロ港を出発して半島の北側(オホーツク海)沿いに岬の途中または岬の先端まで行って引き返すルートを辿ります。

コース上には断崖から海に落ちる滝や、起伏に富んだ地形、沿岸に生息するヒグマや周辺海域に生息するイルカなどの動物を見る事ができます。遊覧船のタイプは大型船と小型のクルーザーと2種類があります。

知床への小型クルーザー

小型のクルーザーは定員が20名~60名程度ですが、喫水線が浅くて小回りが利くので陸に近い場所まで行けるので、熊やエゾシカなどの動物を近い場所から見ることができます。

但し、船が小型なので波の高い日には揺れることがあります。乗船店員が少ないので、観光シーズンになるとすぐに予約が埋まってしまう場合があります。コースは会社やツアーごとに異なりますが、ウトロ港を出て半島沿いに滝や海岸の動植物を見てから戻るルートです。

予約方法は会社によって異なりますが、インターネットのサイト上やメール、電話で予約ができます。予約しなくても当日に空きがあれば乗船できるコースもあります。

知床観光船の大型船

一方、大型船は「道東観光開発」が運行する「おーろら」と「おーろら2」の2隻があり、両船とも乗船店員は450名です。

船内には客室2フロアーと展望デッキあり、売店やコーヒーラウンジなどがあります。大型船のコースはウトロ港から半島の沿岸沿いに岬まで行って引き返す「知床岬航路」(所要時間:3時間45分、1日2便)と、途中にある知床五湖や「夕陽台」「乙女の涙」「カムイワッカの滝」を見てから引き返す「硫黄山航路」(所要時間1時間30分、1日4または5便)の2つがあります。

夕方の便を利用すれば夕陽が沈む様子を眺める事ができます。

知床観光船の船内

大型船は揺れが少なくて、売店やラウンジなどがあるので長時間の行程でも快適に過ごすことができます。運行時期は4月下旬から10月下旬にかけての時期です。ちなみにこれらの船舶は南極砕氷船「しらせ」のミニチュア版として設計されていて砕氷能力を持ち、冬になると網走港から出発する流氷観光砕氷船に用いられます。

大型知床観光船の魅力

大型の知床観光船の魅力は、半島の北岸にある険しい断崖絶壁の風景や、陸地からはアクセスができない場所にある滝を見ることができることです。一番の見どころはカムイワッカの滝で、断崖の上の方から滝から大量の水がダイナミックに海に流れる様子を見る事ができます。

カムイワッカの滝は温泉が滝として流れていて、上流の「一の滝」までは陸上ルートでアクセスが可能ですが、落差30mの海に落ちるダイナミックな光景は海上からしか眺めることができません。岬の近くにある「カシュニの滝」(落差30m)も見どころです。

両方とも10階建てのビルぐらいの高さから大量の水が海に落ちるダイナミックな景色を見る事ができます。これらの滝は陸上からはアクセスができない場所にあり、観光船でしか見ることができません。

運が良ければコースの途中でイルカやクジラなどの海洋生物や海岸沿いに生息するヒグマなどの動物が見られる場合があり、船内アナウンスで知らせてくれます。野生動物については必ず見られるとは限りません。

大型船は揺れが少なくてスピードが遅いので、カメラで風景を撮影するのに最適です。

知床観光船「おーろら」の予約方法

観光船「おーろら」の予約方法ですが、公式サイトまたは電話で運行状況を確認して、サイト右上にある「予約はこちら」のボタンをクリックして予約ページに移動するので、「新規ご予約の方はこちら」をクリックします。

カレンダーの日にちをクリックして出発便を選択します。予約をしなくても当日に空きがあれば乗船できますが、観光シーズンになると空きが出ない場合があります。


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