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千と千尋の神隠しの世界!積善館の魅力と楽しみ方

群馬県にあり、四万川沿いに現れるその場所には、ノスタルジックな旅館がそびえたっています。まるでその場所だけ時が止まってしまったかのような旅館『積善館』は、スタジオジブリの作品「千と千尋の神隠し」のモデルといわれており、魅力にあふれた幻想的な旅館です。今回は、群馬県の旅館『積善館』の魅力と楽しみ方について詳しくご紹介していきたいと思います。

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日本最古の木造湯宿建築

積善館は、見た目の通り木造建築の旅館です。積善館のその風格はどっしりとしていて、現代の旅館には無い造りをしています。知れもそのはず。積善館は日本で最古の木造湯宿建築の旅館なのです。ここでは、歴史の長い積善館・本館の特徴や造りを紐解いてみることにします。

千と千尋の舞台にそっくりの佇まい

積善館の本館は、朱色の橋とどっしりと構えた木造建築の建物が印象的です。そのたたずまいはスタジオジブリ「千と千尋の神隠し」の湯屋『油屋』を連想させます。

千と千尋の「油屋」といえば、高層ビルのように高くそびえる木造の建築物で様々な神様が日々の疲れをいやしに来る湯宿。千尋が豚に変わってしまった両親を助けるために働くことになった、あの湯宿です。

積善館は、油屋のモデルとなった場所として話題になっているということもあり、現在でもその姿を一目見ようと、連日多くのお客さんが訪れているのです。

その佇まいは映画を彷彿とさせるような木造の建物で、見るものを圧倒します。積善館の本館へと続く朱色の橋は映画さながらの色遣いで、人間だけでなく、もしかしたら本当に神様も訪れているのでは?と錯覚してしまうほどです。

見る者を圧倒する佇まいの四万温泉『積善館』の創業は元禄4年。

旅籠を開業し、その当時では典型的な当時宿であった2階建ての宿として開業しました。お客が増えるにあたり、明治40年の頃に書院風の座敷を持つ3回を増築。昭和に入りさらに訪れる客は増え、裏山に桃山風の山荘を建築。昭和61年委は純和風「桂松亭」を建築し、現在の積善館へと至ります。

本館の資料と現在の本館の造りや大きさは一切変わっておらず、建築・増築された姿をそのままにとどめています。現地では、貴重な資料も目にすることができます。

四万温泉の高台に位置する最古の湯宿

この積善館は、群馬県の四万温泉の中でも高台に位置する最古の湯宿であり、昔と変わらずの人気を誇ります。

中でも、現代と新しい技術と栄華を誇ったかつての伝統を受け継いだ「佳松亭」は、深い森林に囲まれた特別な時間を過ごせる全く新しい館です。この「佳松亭」は、積善館よりも高い位置にある為、大変見晴らしがよく、四万温泉の豊かな自然とともに、一切の妥協を許さない一級品の料理・自慢の温泉が楽しむことができるのです。

山荘は、本館よりもやや高い位置にあり、本館と新しく開業した佳松亭の間にある館です。
かつては多くの偉人・文豪たちが、暑い夏は避暑のために。冬は景色を楽しむために、山々に囲まれた自然と日々の疲れをいやしに何度も訪れていたといいます。

歴史あるこの山荘には、偉人・文豪が訪れていたであろう当時の面影を残す椅子模様や、木組みの洗練された技が随所に見られ、国の有形文化財として、群馬県の現代遺産として登録されています。

開業当時の顔を今でも残す『本館』と昭和の栄華を語り継ぐ『山荘』。そして新たに登場した現代と伝統、歴史を受け継ぐ全く新しい離れの「佳松亭」どれも違う楽しみ方があり、良さがあります。

行ってみたくなるポイント

積善館の魅力が分かったところで、次に積善館へ行ってみたくなるポイントをまとめてみました。歴史が深く、湯治場としてにぎわっていた事だけがこの旅館の魅力ではありません。全国から一生に一度入ってみたくなる積善館のポイントをご紹介します。

日本三大胃腸病の名湯の一つ

積善館で使用されている温泉『四万温泉』は、宮城県の峩々温泉と大分県の湯ノ平温泉と合わせて、日本の「三大胃腸病の名湯」として知られています。

昔から胃腸病に聞くといわれているこの3つの名湯は、長期宿泊の湯治客で賑わうほど有名で、この積善館でも飲泉(飲める温泉)を2か所設置されています。

冷たいまま飲めば便秘症に、温かいまま飲めば下痢症に効くといわれているのです。

東京駅八重洲口から直通バスで行ける

積善館がある群馬県の四万温泉は、何といっても都心から一本で行けてしまうのが魅力です。四万温泉協会では、東京駅からの高速バスと宿泊券がセットになった「四万温泉直行バスプラン」というものが販売されています。バスに乗る際に旅館名と予約した名前を言えば、後は乗って到着を待つだけとなります。

積善館の予約ページからも予約が出来ますので、チェックしてみてください。

【四万温泉協会】
TEL 0279-64-2321 (8時30分から17時15分まで)
FAX 0279-64-2137
URL http://shimaonsen.com/

宿泊料がリーズナブル

積善館は県の指定文化財に登録されているほど、非常に歴史ある旅館です。

歴史のある旅館と聞くと、宿泊料金もそれなりに値段が張るのでは?と考える人が多いのですが、こちらの積善館【本館】は、湯治を目的とした『湯宿』ですので2名様一室で1人7560円(平日)と大変リーズナブル。
長く連泊しても困らない値段設定となっています。

オンシーズンや年末といった特別な日は、最大1人1万2千円を超えますが、県の指定文化財に登録された湯宿だけあり、有名旅館としてはかなりお安い宿泊料金です。

これなら病気療養の湯治のために、連泊を視野に入れられますし、温泉で日々の疲れを取りリフレッシュしたいと考えている方・体に良い温泉につかってみたいという方には、気軽に訪れることが出来るので大変おすすめです。

千と千尋の神隠しツアーもある

積善館は、スタジオジブリの映画である「千と千尋の神隠し」のモデルとなったことで話題になり、本館の宿泊プランの中には『千と千尋の神隠しツアー』というものを計画し、開催しているのです。

2016年には『ジブリ総選挙』で千と千尋の神隠しが1位になったこともあり、記念のプランがせっていされました。

日によっては、19代目当主が直々に本館を案内してくれる「館内歴史ツアー」というものも開催されていますので、ジブリ総選挙で1位になった記念に訪れてみてはいかがでしょうか。

まるで、千と千尋の神隠しの世界に訪れたような幻想的な雰囲気に浸れること間違いなしです。

積善館の食事・温泉

積善館の温泉は、湯治場だけあってこだわりが随所に感じられます。

積善館で使用される「四万温泉」(しまおんせん)の語源の由来は、4万もの病を治癒してくれるほどの様々な効能を持つお湯であることからこの名前がつきました。

その泉質はナトリウムやカルシウム塩化物硫酸塩温泉で、大変肌に優しいのです。
もちろん飲泉することも可能です。内側・外側から効果が期待できるゆえに、日本で最初に国民保養温泉に指定された場所でもあります。

もちろん、料理にも気を遣い、厳選された旬の食材と匠の技術を駆使して、上品かつ健康的に作られています。その昔、湯治場だった積善館には、健康を意識して、体の内外から治していく考え「温食同源」という考えがありました。

温泉で外から治療し、健康志向で作られた献立で内側から治療していく、日ごろのたまった疲れを癒す。
湯治場として栄えた積善館には、健康とおもてなしを兼ね備えた、最高の環境があります。

会席料理・お弁当

積善館の本館と離れである佳松亭と山荘では食事の提供の仕方が違います。
積善館の本館では、お弁当形式で提供されます。健康を意識して作られた昔から変わらぬ「食治」で、ヘルシーながらもボリュームたっぷりのお弁当で、ダイエットをしている方や体に気を遣っている方でも楽しんでいただけます。

佳松亭と山荘では、月替わりそして季節代わりの懐石料理で提供されます。佳山荘では、手間を惜しまずに作られた一切妥協をしていない月替わりの懐石料理を、仲居さんによってお部屋に運ばれてきます。

山荘では、旬の食材を生かした四季を感じられる季節の懐石料理を、ラウンジ又は個室のお食事処で楽しむことが出来ます。

元禄の湯

積善館が自慢の一つとするお風呂。それが「元禄の湯」です。

元禄の湯は、昭和5年に建てられた当時としてはかなり贅沢な造りであり、その当時の姿をそのまま今に残しています。
洋風でモダンなホール風に建設された「元禄の湯」は、独特なタイル張りの床と5つの石造りの浴槽が並んでいるんが特徴的。「千と千尋の神隠し」に出てきてもおかしくない、どこか幻想的でおしゃれな造りをしています。

元禄の湯はナトリウム・カルシウム塩化物硫酸塩といわれる泉質で、湯につかればリウマチ性の疾患や切り傷、更年期障害といった疾患に効果が期待でき、飲泉すれば消化器の疾患や便秘、肥満症などの改善に効果が期待されます。

この「元禄の湯」は大浴場であり、源泉かけ流し。直接浴槽のお湯をかけてから入る、現代では珍しいタイプの浴場となっています。アーチ形の大きな窓からは、自然光が差し込み古き良き時代の「大正浪漫」に思いをはせることが出来るでしょう。

杜の湯

広々とした大浴場で、四万温泉の緑豊かな自然を存分に堪能できる「杜の湯」は、積善館で最も自然と一体化できる温泉といっても過言がないでしょう。大パノラマで眺める四万温泉の自然は、四季折々で姿を変え、色を変え宿泊者を楽しませてくれるでしょう。

万病に効くといわれている無色透明の湯色は、飲泉することもでき、胃腸の不具合が良くなること間違いなしです。湯につかれば肌の調子も良くなるので、内側だけでなく外側からも健康的になれるのが、積善館自慢の「杜の湯」の特徴です。

山荘の湯

山荘の湯は、積善館の本館と佳松亭との間にある館で、多くの文豪たちが避暑地として愛した面影をそのままに残しています。そんな山荘にあるモダンテイストな「山荘の湯」はどこか懐かしいタイル張りの家族風呂となっています。

もちろん、温泉は元禄の湯・杜の湯同様に源泉を引いてきており、飲んでもよし使ってよしのナトリウム・カルシウム塩化物硫酸塩の温泉です。

内側からカギがかけられる家族風呂タイプの温泉なので、気兼ねなく家族だけで、知人だけで楽しめます。時間を忘れてゆっくりと温泉につかるのも湯治の醍醐味といえましょう。

『積善館』実はネット予約がお得!

四万温泉の湯治宿『積善館』の魅力を紹介しました。
泊まってみたい!と思った方もいらっしゃるかと思います。夏の緑も秋の紅葉も、冬の雪化粧も楽しめる四万温泉『積善館』は、公式サイトから予約を取ることをお勧めします。

電話やFAXで予約する方も多くいらっしゃるかと思いますが、公式サイトから予約をすると、ネット限定の特典が受けられるのです。

本館では、「売店10%オフ」「1名バスタオルレンタル」「こだわりのアメニティーセット」のいづれかを選んで特典が受けられます。

山荘・佳松亭では「12時レイトアウト」「料理長からの気持ちの一品」「貸切風呂一回無料」のいづれかを選んで特典が受けられます。
連泊の場合は一回しか受けられない特典ではありますが、ささやかな気持ちとしては十分なくらいのおもてなしですね!

施設情報

【住所】
〒377-0601
群馬県吾妻郡中之条町四万温泉
【TEL】
0279-64-2101
【FAX】
0279-64-2369
【公式サイト】
http://www.sekizenkan.co.jp/
【チェックイン】
14時~17時
【チェックアウト】
10時

まとめ

群馬県の四万温泉にある積善館の魅力をたっぷりとご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
ジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモデルといわれるだけあり、長きにわたる歴史や伝統を守ってきた味のある湯治場でした。

それだけではありません。多くの文豪たちが愛した避暑地であるだけに、夏場の暑さから逃れられますし、冬は温泉でまったりと過ごすのも悪くありません。

湯治場だけあり、積善館の温泉は体の内外疾患に効果が期待できるので、最近調子が悪いという方も連泊や通いで温泉に入れば、きっと病気知らずの体になれること間違いなしです。

温泉好きの方はもちろんのこと、文豪の足跡をたどりたい方や、口コミやテレビなどで知った方も、内側から外側までキレイで健康的になれる四万温泉「積善館」を一度は訪れてみてはいかがでしょうか?

是非一度、四万温泉「積善館」を訪れてみてくだいね。


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