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ラツィオに行くならここ!ラツィオのおすすめ観光スポット5選

イタリア中部、首都ローマを置くラツィオ州は古代エトルリア人により築かれた数々の遺跡と中世から続く小さな集落。

緑豊かな丘陵ではヤギの放牧風景が見られ、時間が止まっているかのような牧歌的風景がイタリア人にも人気の休暇地です。

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チヴィタ・ディ・バニョレッジョ

ここ数年、日本のテレビ番組でも取り上げられ、その名を聞いたことがある人も多いことでしょう。断崖絶壁の上に作られた街は天空の城とも呼ばれ、一本の長く伸びた橋以外は外の世界とつながる手段がないため、現在でも中世後期の街並みがよく保存されています。

カランキ渓谷を見渡せる沢山のビューポイントを始め、ロマネスク様式の聖ドナート教会、’30年代の農家の暮らしを展示した農民博物館など、小さい街なので歩いて全てを周れるのも魅力。車両の入場が禁止されているため、時が止まってしまったかのような不思議な空気を感じることが出来るでしょう!

街の起源は古く、青銅器時代(紀元前2500年)にまで遡ります。最初に古代エトルリア人が住み着きますが、その当時は現在のような孤立した姿とは違い、緩やかな丘の上に作られた集落だったと考えられています。

地盤が弱いため、毎年少しずつ面積が減り続け、“消滅する街”と言われています。姿のあるうちに訪問してみたい街ですね。

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ガエータ

ラツィオ州の南、カンパニア州に近い海辺の街は温暖な気候と綺麗な海が、ローマから近い南の土地として古代から皇帝や貴族の休暇地として、親しまれてきました。

現在も数々の海水浴場があり、シーズン中はのんびりと過ごす人々で賑わっています。町中には多くの教会が存在しますが、その中でも興味深いSS.アンヌンツィアータ教会は14世紀に建てられ、17世紀にバロック様式へと大々的な改装が行われました。

正面に取り付けられた時計はマヨルカ陶器で作られ、教会後方に見える鐘楼は建設された当時のゴシック様式が残されています。内部はきれいな水色で塗られ、祭壇にはバロック期の画家であったジョルダーノの作品が飾られています。

またガエータはオリーブの生産地としても有名です!ここで生産されるオリーブは紫色で小粒ながらも、濃縮されたうま味でいろいろな料理に味のアクセントを添えてくれます。

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アナーニ

ローマから60キロ南東にあるこの街は、第二次世界大戦の爆撃を受け、街の一部は壊滅状態となりましたが、中世時代から続く大聖堂があり、現在でも多くの観光客に人気の街です。11世紀に建設され、その当時のロマネスク様式の外観と13世紀に改築されたゴシック様式の内装で美術史上、重要な教会建築の一つです。

地下には聖マグナスのクリプタがあり、壁や天井一面に描かれたフレスコ画は創世記や最後の審判といった聖書の内容を描いたもので、13世紀のシスティーナ礼拝堂とも呼ばれています。

この街には中世時代、教皇がしばしば滞在しました。当時のローマではペストなどの伝染病が蔓延していたため、しばしの間の避難地として利用していたようです。

” バルネコウの家” はアナーニを代表する13世紀の古民家ですが、この民家は外付け階段とアーチのバルコニー、フレスコ画で飾られた正面が特徴的で、アナーニの見どころの一つとなっています。

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出典:https://romaedintorni.wordpress.com/

チェルヴェーテリ

ローマから40キロほど北にあるエトルリア起源の街です。古代ローマ以前、イタリア原住民ともいわれるエトルリア人によって築かれた巨大な墓地遺跡があります。

紀元前9世紀から3世紀にかけて作られた集合墓地は、地中海では最大の墓地として、ユネスコ世界遺産にも登録されていますが、現在公開されているのは10ヘクタール程度で、立方体状の丘墳です。

死後は魂が生き続けると信じていたエトルリア人の死生観は独特で、墓地は”肉体を失くしても尚、生き続ける街”とも受け取れます。エトルリア美術として名高い夫婦の棺もここで出土し、ローマにあるエトルリア博物館で展示されています。

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ヴィテルボ

ラツィオ州北部、トスカーナに近い街で、ローマからアクセスの良い街です。県庁所在地ということで、都市としての機能も十分な上、中世時代の教会やルネサンス時代の建物が多く、建築や美術が好きな方には見どころの多い街ですが、少し足を延ばすと温泉施設もあり、ゆっくりと滞在したい街の一つです。

ロマネスク様式のドゥオーモやトマス・アクイナスが説教をしたというサンタ・マリア・ヌォーヴァ教会、シンプルなファサードの聖シルベストロ教会は13世紀に建てられました。また、13世紀から17世紀にかけて作られた噴水が点在し、市民の喉を潤しています。

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出典:http://www.photomarco.it/

イタリアの中間点

ラツィオはイタリアの真ん中に位置し、北部はトスカーナに向かうほど優しい稜線を描く丘になり、南部はカンパニアに向かうほどごつごつとした岩山になっていきます。山間部には小さな集落や城塞の跡が見え、移動中も車窓からの景色も楽しい!

エトルリア、ローマの古代遺跡と中世の歴史遺産が沢山のラツィオは、一つの州でいろいろな顔を持っているようです。


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