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ペルージャの魅力とおすすめ観光、グルメスポット

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イタリアと言えば、どこをイメージするでしょうか。永遠の都と言われたローマでしょうか。水の都と呼ばれたヴェネチアでしょうか?それとも、ミラノでしょうか。おそらく、皆さんが最初のイタリア旅行をするのであれば、そういった所を選ぶと思います。

ペルージャという町は知っているでしょうか。もしかすると、あまりなじみの無い地名かもしれません。しかし、実はこのペルージャという町は魅力と文化、そして観光地の宝庫です。

せっかくイタリアに行くんですから、この町を選択肢に入れずにプランを立てるなんてもったいない!

この記事では、ぜひともそんなペルージャの魅力について知ってもらいたいと思います。

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イタリアの中部にある都市ウンブリア州の州都

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ペルージャはイタリアの中部にある、大きくとも小さくともない町です。しかし、ウンブリア州という自治体の州都であり、自治体の政治や経済、法律の要所を担っています。

人口は166,030 人。それほど大きくない町で、首都であるローマからこの町に来るには、直線距離で来たに135キロメートルもあります。意外にも、空港があり、便によってはローマを経由しなくても直接ペルージャに降り立つ事ができるかもしれませんよ。

町には1308年設立のペルージャ大学があり、大学町としての機能も有します。1308年といえば、日本は未だ鎌倉時代。寺子屋さえもなかった時代に学校があっただなんて、文化の違いがよく分かりますね。

大学がある分、もちろん学生向けのお店が多く、学生さんが旅行する場合はさらに楽しめるのではないでしょうか。

ちなみに有名な食べ物はチョコレート!甘いもの好きやチョコレート好きはぜひとも行っておきたいですね。世界的に有名なチョコレート会社の本社がここにあるらしいですよ。日本の物とはまた違った風味を感じる事ができるかもしれません。

面積的に言っても、大きな町とは言えません。しかし、町全体が小さな丘みたいな感じで、坂道が多いのも特徴です。距離的にはそんなに歩いていないにもかかわらず、結構疲れてしまう事もしばしば。

亜熱帯気候に属しているため、安全な旅行のためにも、夏場は特に水分補給に気を付け、休憩しながらゆっくりとペルージャの町を堪能していきましょう。

古代文明エトルリア

ローマを中心としたイタリアは古代文明の栄えた地域として、世界史で有名です。ペルージャの町にも古代文明エトルリアという物が存在しました。

丁度、イタリア半島の真ん中くらいに紀元前8世紀から紀元前1世紀ごろ、都市国家群がありました。それがエトルリアと呼ばれているのです。ちなみにそれらの都市国家群は文化、言語などで共通するところが多く、祭事や戦争の際は緩やかな連合体制になる事もあったみたいです。

ちなみに、この文明は世界で初めて男女平等が謳われた地であると言われています。その後、ヨーロッパ世界がキリスト教文化の流入によって、男尊女卑文化が蔓延するのに対し、こちらは古代から男女平等が謳われていただなんて、感動的ですよね。

ゴシックとルネサンス

ペルージャにはゴシック文化とルネサンス文化がてんこ盛り。町の中にある様々な建造物や芸術品などにその文化の面影が見えます。

ゴシックとは、12世紀から15世紀にかけて、ヨーロッパで広まった文化の事です。ゴシック建築には、天に高くそびえる塔のような建造物、大きな窓によって建物の中にたくさんの日光を注ぎ込む、そしてアーチによって建物を支える等といったような共通の特徴がうかがえます。

ルネサンスは14世紀、イタリアで始まった文化の事です。古代ギリシア時代を懐古し、温故知新しようという考えから始まった文化ですが、その本場であるペルージャにはその元祖がたくさん詰まっています。

レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロといった日本でも有名な芸術家が出てきたのはこの時期ですね。

ペルージャのおすすめスポット

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そんなペルージャの町ですが、ローマに負けず劣らずたくさんの文化の宝庫と言えます。荘厳なゴシック建築の教会やルネサンス的な懐古主義的な聖堂など、中世および近世のヨーロッパ人の文化の変遷は全てここにつまっていると言えましょう。

そんなほんの一部をここでは紹介したいと思います。

デイ・プリオーリ宮

バリオーニ通りを少しだけ歩き、ふと思いついたように横をみるとデイ・プリオール宮は姿を現してくれます。この中では国立ウンブリア美術館があり、様々な展示をしています。常設展示だけでなく、その時にしか見られない展示もあるので、事前にチェックしてみてはどうでしょうか。

また、建物そのものにも文化的価値があります。町に入るための威圧感ある門をくぐると、すぐに表れてくれ、見る者を圧倒する外観をしていますよ。

フォンターナ・マッジョーレ

宮殿や教会がいくつもそびえ立つ、旧市街の丁度中心にあるフォンターナ・マッジョーレ。繊細な彫刻や装飾はピサーノと呼ばれた親子が作った大噴水と言われます。

ピサーノ親子の内、父親であるアンドレア・ピサーノは特に有名な彫刻家です。イタリア内でも屈指の観光地となっているピサの洗礼堂も彼が手がけた物です。ルネサンスとゴシック時代の丁度狭間にいる彼の芸術家としてのセンスを窺う事もでき、美術・歴史的価値もかなりの物ですよ。

コッレッジョ・デル・カンビオ

あの有名な芸術家であるラッファエッロの先生とも師匠とも言うべきペルジーノが手がけた絵で一杯です。その美術的価値はとても高く、なんとなくラッファエッロがその技術を受け継いだんだなと感じる事ができますよ。

キリストや羊飼い、巫女や預言者などなど、聖書に基づいて書かれた絵は際色豊かで見る者をうっとりとさせます。

ただし、ここで難点が一つ。こちらの施設、まったくと言って良いほど商売っ気がないです。つまり、どこがこの施設なのか分からない可能性もあります。その時は迷わずに地元の人に聞きましょう。

道に迷ってこんな文化施設を見逃すなんてとてももったいないですからね!

サン・ピエトロ教会

同じような名前を冠した大聖堂はヴァチカンにありますが、こちらの教会はまったくの別物ですので気を付けてください。

ペルージャの町の小高い丘に建っていて、10世紀に建立したと言われています。その後、様々な文化に触れるも、最終的には16世紀ごろ、ルネサンス風に修復されました。

しかし、鐘楼はどちらかというとゴシック建築であるのがわかります。まさに、ルネサンスとゴシックの融合を垣間見れる建築として、歴史学的にも価値がありそうですね。

堂内には天井や壁等、所構わず壁画の数々で埋め尽くされています。中に入るや、もうそこは現実世界とは違う所に入り込んでしまったような気分になります。

キリスト教や聖書の世界に踏み入る、そして感じる事のできる教会だと思います。

サンロレンツォ大聖堂

建設は1490年頃だと言われます。こちらの建物もゴシックやルネサンス文化の変遷の影響を受けた建物だと言えます。

ロマネスク・ゴシック建築によって最初は建てられました。しかし、後にバロック文化の流入によって建て替えられたらしいですが、外観に影響はあまりなかったみたいです。

中に入るとその神々しさにはびっくりです。色で例えるなら、素直に『金』と言ってよいでしょう。内装の素晴らしさもさることながら、飾られているたくさんの絵画や壁画は息をのむ思いです。

天井を見上げてみてください。そこにもたくさんの芸術がありますよ。目の良い人ならその絵の繊細さの一つ一つに気づく事ができるかもしれませんね。

それにしても、どうやってあんな所に絵を飾ったのだろうという疑問が頭をよぎりますね。

サン・ドメニコ教会

1238年、修道士によって建立されたこちらの教会。こちらの教会も所せましと芸術品の数々。まったく、どこを見ても目を引く物ばかりです。上を見たり、左右を見たり、首や肩に良い疲れが襲ってきそうになります。

この教会の中に安置されている天使、聖ベトロニウス、聖プロクロスの像はなんとあのミケランジェロの作品らしいのです。これらの作品を作ったミケランジェロの歳はなんと19歳。日本人で言うとまだ大学生が始まったばかりの時期ですね。

まったく、天才は違う!

ミニメトロ

ペルージャ内を移動するなら迷わずこれ!ミニメトロと呼ばれ、地元で愛されている鉄道はとても特徴的です。

イメージしやすく言うと、ミニモノレールみたいな感じです。レールやエアクッションの上で運行している当メトロ。最高速度は毎時25キロメートルで、全長5メートルほどの小さな車両が走っています。

驚くべきはこの小さな車両は25両運営しているという事。そのおかげで、前の車両と次の車両の感覚が約1.5分と待ち時間を与えてくれません。待つのが苦手な人もこれにはにっこりですね。

ペルージャのグルメ

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さて、散々ペルージャの市内を見た後で、お腹が空いてきましたね。

旅行の本分はご飯!っと言う人もいるでしょう。花より団子な方にもペルージャの町はお勧め。そもそもイタリアという国そのものが料理大国ですからね。イタリアに行って美味しい物食べないなんて損ですよ!

それでは、そんなペルージャのグルメを少しだけご紹介します。

トラットリア

ペルージャが海に面していない町だからといって、魚介類が美味しくないなんて固定観念です!このお店では毎日地中海でとれた魚介類が新鮮なまま届き、料理をしてくれます。

もちろん、肉料理もあり、自分の好みを選ぶことができますよ。

また、サービスや接客も良いのが特徴的です。そのためか、リピーターの多さには目を見張るものがあります。どれだけ美味しい店でも、サービスや接客が残念なら、行く気が失せてしまう時がありますよね。この店では、そんな心配はありません。隅々まで一流です。

一流の食材、一流のコック、一流のサービス。まさに、飲食店で重要な三本の柱が完璧に立っている感じです。

リストランテ

前述の通り、ペルージャは大学町です。学生が行きかうこの町で郷土料理や高級料理を扱うお店はすくないです。どんな国にも言えますが、大学生のお財布事情は案外寂しい物。まさか、高級料理なんて食べれないでしょう。

しかし、ここに、観光客のニーズにぴったりのお店があります。それがこちら、リストランテと呼ばれるお店です。

前菜からデザートまでそろい、フルコースで出してくれます。40年もこの町で営んでいるらしく、その味もだてに40年やっているわけじゃない事を気づかせてくれます。

ただし、ここで注意点。定休日が火曜日に設けられています。間違えて火曜日に行こうとしても、お店は閉まっているので悪しからず。

オーナーは一見絡みづらそうですが、話してみると意外にフランクな感じのひとらしいですよ。

オステリア

日本におふくろの味があるように、イタリアにもおふくろの味があります。

ペルージャの「マンマ」の味を知りたいのであれば、こちらのお店がお勧めです。イタリアのおふくろの味はオーブン料理。それらが手軽に楽しめるなんて嬉しいですね。

テラス席もあるので、天気が良い日や暖かい日はぜひご活用ください。

野菜が特に美味しいらしく、オーブン料理だけでなく、これらの野菜を付け合わせる事で、さらに料理に色が出て、美味しくなる事間違いなしです。

ピッツェリア

イタリアに行ったらやっぱりピザが食べたい!ペルージャに良い店がありますよ。

この店はなんと、ピザをストリートフードにしてしまうという店。ピザといえば、丸い円をカットしてみんなで分けると言うイメージがありますが、こちらのお店ではカットして、一切れを渡してくれます。

お値段は1.5ユーロ。日本円に直すと175円ほどと、同じストリートフードであるハンバーガーなんかよりも良心的なお値段になっているのが分かると思います。

しかし、さすがに本場だけあって、具材たっぶり、量も満足です。小腹を満たすつもりが、これだけで一杯になってしまうかもしれませんね。

もちろん、種類も豊富。自分がこれだと思ったピザを選んでみてくださいね。

まとめ

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イタリアの隠れた銘観光地ペルージャはいかがでしたでしょうか。ローマやヴェネチアの町とは違い、静かで良いですね。だからといって寂れているわけでも、見どころがないわけでもありません。このように、たくさんの魅力が集合している町なのです。

初めてのイタリア旅行でこの町を選ぶのは少しだけ難しいかもしれません。しかし、もしも仮にイタリアをリピートしたいのであれば、この町はとってもお勧め。

ローマやヴェネチアには見られない、また違ったイタリアが垣間見れるかもしれませんよ。


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