Home / 国内旅行 / 北海道 / 小樽市の基本情報と観光する際の魅力

小樽市の基本情報と観光する際の魅力

北海道の中心・札幌市から西におよそ30kmのところにある小樽市。人口は約12万人(平成28年現在)、北海道では十指に入る規模です。土地柄、札幌のベッドタウンという側面もありますが、運河や倉庫、ガラス工芸に代表される観光都市として全国的に有名です。

近年は外国人観光客の姿もよく見かけるようになり、その知名度は世界的ともいえます。

スポンサードリンク

小樽市の歴史

今でこそ北海道は札幌の独り勝ち状態ですが、歴史をひも解くと、小樽は北海道の経済活動の中心でした。明治時代に入り、行政の中心は札幌に置かれたものの、人やモノの行き来は日本海に面した小樽が拠点だったのです。

新たな土地を目指す開拓民、そしてそれを支える物資はここを経由して道内各地へと向かっていきました。人やモノが動けば、当然そこに商いが生まれ、富が集まってきます。

小樽市の発展

往時の栄華を象徴するものの一つが日本銀行。日本銀行の支店が一つもない県もある中、ここには日本銀行の支店が置かれていたのです。2002年9月に支店は廃止となりましたが、歴史ある銀行の建物は今も残り、建物内は資料館として公開されています。

また鉄道の開通も早く、1880年には北海道最初の鉄道が札幌まで開通しています。日本国内で3番目に開業したということで、当時の町の盛り上がりが目に浮かぶようです(ちなみに日本初の鉄道である新橋・横浜間の開業が1872年です)。

ニシンと小樽市

その後、この地域にはニシンの大漁により空前の好景気がもたらされます。浜がニシンで埋め尽くされるといった光景が見られたそうで、今もこの付近には「ニシン御殿」と呼ばれる立派な旧家がいくつも残っています。

しかし戦後はニシンの不漁が続きます。また人やモノの流れが海から陸や空へ移っていったこともあり、経済の中心は徐々に札幌へ移転していきました。「冬の時代」の到来です。

小樽市と運河

そんな中、観光地としての地位を不動のものにしたのがご存じの「運河」です。もともとは水揚げされた物資を町中へ運ぶために建設されたものですが、しゃれた街灯と古い倉庫の並ぶ運河通りは風情があります。

実はこの運河、かつてはゴミが投棄されるなど荒れ果てた状態で、役に立たない上に汚いとあって、道路建設のために埋め立てられる計画でした。

しかし運河に価値を見出した市民の声は、世論を二分しながらも徐々に勢いを増し、最終的には運河を残して街並みを整備するという結果をもたらしたのです。

こうなると周辺の古い倉庫にも価値が出てきます。現在の観光地としての繁栄はこのような先人たちの決断によるものであり、まさに先見の明といえるでしょう。

小樽市の観光名所

こんな小樽を観光するなら、やはり歴史的な建造物は外せないところ。元銀行や倉庫など、かつての繁栄を今に伝える建物が市の中心にはいくつも残っています。

中がレストランに改装されているところもあるので、建物にそれほど興味がなくても自然と雰囲気を味わうことができます。

また、運河と並んで有名なのが寿司や海産物。「寿司屋通り」と呼ばれる一角にはその名のとおり寿司屋がずらりと並びます。市場も数ヶ所にあり、食堂が併設されているところもあるので、覗いてみるのも楽しいでしょう。

その他の観光名所としては「天狗山」があります。中心街からバスとロープウェーで簡単に山頂まで登れ、街並みや日本海を一望することができます。昼間の景色もいいのですが、夜景も素晴らしいものです。「坂の町」を実感できるスポットです。

加えて、特に親子で訪れた場合には「おたる水族館」も必見です。中心部からバスで30分ほどの位置にあり、日本海をバックに繰り広げられるトドのショーはここならではのイベント。レストランや遊園地もあるので、移動を気にすることなく、同じ敷地内で長く楽しめます。

小樽市のアクセス

最後に、札幌方面から小樽を訪れるなら、片道は電車、片道は高速バスと乗り比べてみるのがおススメです。

鉄道の線路は波打ち際を縫うように通っていて、夏なら青く穏やかな、冬なら鉛色に荒れる日本海を10分以上間近で眺めていられます。真夏は海水浴客のすぐ近くを走っていくんです!

初めてここを通る人は車窓に釘付けになってしまうこと間違いなしで、この景色を見慣れた地元の人も、海の見える側に座ることが多いよう。

一方のバスは、この日本海を見下ろす高速道路を駆け抜けていきます。迫力という点では鉄道に分があるものの、海と町を一度に両方眺められるのはバスならでは。

夜ならちょっとした夜景も楽しめます。もちろん海側に席を取るのがいいでしょう。電車もバスも、小樽に向かう際は進行方向右側が海側になります。

所要時間は電車が最速35分程度、バスだと1時間弱なので電車の方が速いのですが、本数はバスのほうが多く、また町中にもこまめに停まるので使いこなせば便利です。

必ず座れるのもGood。新千歳空港まで直行するなら間違いなく電車のほうが便利ですが、札幌との往復ならばバスも意外にいいものですよ。


スポンサーリンク

Check Also

ぜるぶの丘の観光の魅力とおすすめの見所

北海道と言えば、美味しいグルメ …