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春に咲き乱れる仁和寺の桜の見ごろと魅力

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京都の観光名所の1つ「仁和寺」は世界遺産に登録されています。春には多くの美しい桜が見どころを迎えるとあって多くの観光客で賑わいます。

仁和寺は当時の天皇である光孝天皇の命令によって建てられ始めましたが、完成した頃には天皇は崩御し見ることができませんでした。光孝天皇の遺志はその後の天皇が引き継ぎ、その後も皇族は貴族などに大切にされてきました。門跡寺院として最高の格式を保ち続けてきましたが、1467年の応仁の乱にて山のほとんどが焼けてしまいます。それから約160年後に、仁和寺の再興が始まりました。こうして歴史の流れとともに焼けては再興し、また焼けては再興を繰り返していきました。昭和時代になると仁和寺は真言宗御室派の総本山となり、1994年にユネスコの世界遺産に登録されました。

何度か立て直されてきた仁和寺ですが、建てられたころから大切にされてきたことによって現代までその形を残し、今でも多くの人に愛されています。

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世界遺産で宿泊をするという貴重な体験もすることができる

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多くの参拝客に日本の歴史の素晴らしさを体験してもらうために、写経会や生け花教室なども開かれています。また中には宿泊施設もあるため、世界遺産で宿泊をするという貴重な体験もすることができます。客室は12部屋と多くはないため競争率が高いのも特徴です。すべて和室でありまるで旅館のようにリラックスして過ごすことができます。世界遺産の中なので食事も質素で精進料理のようなものをイメージする人が多いのですが、実は一般的な旅館とあまり変わらない豪華な会席料理を用意してくれます。

人を魅了してやまない「御室桜(品種:御室有明)」

歴史的建造物である仁和寺は参拝場所も充実しており、またお守りも多く販売されています。古風なものが並んでいるかと思いきや、某少女マンガの舞台としても登場したことに由来して可愛らしいデザインのものも販売されているという歴史と現代のギャップを目の当たりにすることもできます。

その中でも多くの人を魅了してやまないのが「御室桜(品種:御室有明)」です。その他にも有名な「染井吉野」や「しだれ桜」も植えられており、この周辺一帯に約500本以上の桜の木が植えられており、春にはその美しい花が咲き乱れています。淡いピンク色の花が周辺を覆い尽くし、その中から五重塔などの歴史的建造物の一部が顔をのぞかせるという風情ある景色は圧巻そのものです。

京都という観光スポットが非常に多い地の中でも、第3位の人気度を誇っています。この3種は咲く時期が若干異なるのが特徴であり、御室桜は遅咲きであるため長期間花を楽しめるというのが魅力の1つでもあります。

京都の桜名所の中でも遅くまで咲いている

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京都では多くのお花見名所がありますが、その中でも遅くまで咲いているため「見納めに御室桜」を見に来るという人もいるほどです。また樹の低さが大きな特徴で、約2メートルの高さなので人間の目線で花を楽しむことができるのです。そのため背の高い外国人などは花を見下ろすようなときもあり驚きを隠せないようです。高さが低いことによって写真も撮りやすいので多くの人がカメラを持ってお花見に訪れます。

高さが低い理由ははっきりとは解明されていませんが、昔からその周辺の土壌が粘土質あるいは岩盤質であることから、あまり根を深くはることができないことが原因ではないかという説が有力です。現在でも調査中であるようです。

桜の見頃

その年の気候にもよりますが、3月下旬はまだつぼみの状態がほとんどで、4月の上旬に見頃を迎えます。この時期は参拝客だけではなくお花見目的の人も訪れるので非常に混雑することが考えられます。車で来る際には駐車場に困ることもあるため、バスなどの公共機関を利用する方が無難です。またキレイな環境を保つため、飲食を許可しているエリアと禁止しているエリアが存在します。お花見に際して何か食事を持参してくる人もいますが、飲食をしても大丈夫なのか事前に調べておくことが必要となります。お花見ができるエリアは基本的に飲食禁止エリアとなります。

近年様々な地域のお花見スポットでは、夜間はライトアップをするなどして昼間とは違うロマンチックな雰囲気を味わうことができる演出をしている場所が多く存在します。しかしここでは夜間参拝を行っていないことから夜にお花見を楽しむということができません。そのためしっかり昼間に花を楽しむようにしましょう。

まとめ

通常のお花見とは楽しみ方が異なるため、大きなビニールシートを広げてバーベキューを楽しんだりすることはできません。お弁当などを食べることも可能ですが、他の参拝客の邪魔にならないような場所に限っています。また環境保持に重きをおいているため、飲食そのものをあまりよく思っていない傾向にあります。

しかし歴史的建造物が多く立ち並ぶ境内では花の美しさもより一層栄えるため、とても質の高いお花見ができるというのが魅力でしょう。歴史に触れ、日本の美意識に触れ、心を落ち着けて観光するにはうってつけの観光スポットです。


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