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京都の南禅寺周辺で食べられる絶品湯豆腐店●選

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西暦前2世紀に中国発祥の豆腐は奈良時代の遣唐使によって日本に伝えられ、それ以降禅宗の精進料理の食材として用いられてきました。豆腐が一般庶民の間で普及するようになったのは江戸時代に入ってからです。禅宗の総本山の中で格の高い南禅寺の名物として豆腐が知られています。

豆腐がいつ頃に名物になったのかは定かではありませんが、江戸時代(元禄)の江戸の狂歌に当寺が豆腐の西の名所の代表として挙げられています。精進料理は動物性のタンパク質を一切含みません。そのためダシを取る際も昆布や椎茸などが使用されます。豆腐の代表的な料理である「湯どうふ」も出汁には昆布のみが用いられます。

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「奥丹 南禅寺店」

南禅寺周辺で一番のおすすめは、「奥丹 南禅寺店」です。メニューは「ゆどうふ一通り」(税別3,000円)のコース料理のみです。コース内容は、湯どうふ・木の芽田楽・精進天ぷら・胡麻どうふ・とろろ汁・御飯香の物付です。「奥丹」は370年以上の歴史のある老舗豆腐料理店で、湯豆腐発祥と伝えられています。

「総本家 ゆどうふ 奥丹清水」は江戸時代初期の1635年には「奥の丹後屋」として精進料理を出す料亭として創業したお店で、本店は清水寺の近くの二年坂にあります。本店の地下には豆腐工房があり、職人が毎朝その日に提供する豆腐を作っています。大豆本来の風味と甘味が引き出される豆腐が伝統的な製法で作られています。奥丹では豆腐を固めるのに使用するにがりも自家製で、塩から天然のにがりが抽出されています。

自家製のにがりと昔ながらの伝統的な製法により、まろやかで甘みのある上品な豆腐が作られているのです。奥丹へのアクセス方法ですが、三門に向かって左にある鹿ヶ谷通を少し進むと慈氏院・聴松院があり、その隣に「奥丹」の暖簾がかけられた入り口があります。入り口が小さく、大きな看板が掲げられているわけではないのでよく注意して見ていないと見過ごしてしまいます。

「南禅寺 順正」

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奥丹と同じぐらい有名で、高い人気があるお店は「南禅寺 順正」です。順正の湯豆腐メニュー(昼食)には「ゆどうふ 花」(3,090円)と「ゆどうふ 月」(4,110円)があり、コースメニューの内容は、ゆどうふ・天ぷら・田楽・胡麻豆腐などが含まれています。夜は「ゆどうふ会席」(6,170円)があり、他にもゆば会席やしゃぶしゃぶなどがあります。順正の敷地内には江戸時代の蘭学医新宮凉庭が開設した医学学問所の建物である「順正書院」があります。

順正書院は伝統技法による書院として国の有形文化財に登録されています。他にもお店の敷地内に回遊式庭園があり、食事後にゆっくり日本庭園を散策することができます。順正へのアクセス方法ですが、店舗は境内の三門に続く参道沿いにあり、南禅会館の手前に入り口があります。順正は知名度が高く、休日のお昼になるとかなり混雑します。

「八千代」

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順正と同じく参道沿いに位置する料理旅館「八千代」では、豆腐という素材が持つ味を引き出した湯豆腐を味わうことができます。八千代の湯豆腐メニューは「梅の膳」(2,800円)、「竹の膳」(ゆば料理付き、3,300円)、「松の膳」(ゆば料理付・お造り付き、3,800円)の3種類があります。春になると庭園の桜が満開に咲き乱れ、庭園が見える席が大人気です。旅館なので宿泊することもできます。「八千代」は安土桃山時代に御所に出入りを許された魚問屋でした。

天正16年(1588年)豊臣秀吉の時代に、京都・聚楽第で宴会が催された際に料理を出してからは料亭として営業を続けました。戦後間もない時期に南禅寺参道にある現在の場所に店を出して今日にいたっています。ちなみにこの「八千代」は2011年4月に放送された日本テレビ系ぐるぐるナインティナイン「ゴチになります!SP」に出演しました。設定30,000円「ゴチバトル」で放送された際にも豆腐メニューが紹介されています。

「 ぎんもんど南禅寺」

京都市動物園の隣にある仁王門通沿いにある「 ぎんもんど南禅寺」もおすすめです。こちらも宿泊施設のレストランとして豆腐料理が食べられます。お昼の豆腐メニューは「湯豆腐ひととうり」(3,564円)です。メニューの内容は、湯どうふ・突出し・山菜とろろ・天ぷら・煮物です。ぎんもんどの豆腐は江戸時代に創業した老舗豆腐店である「嵯峨森嘉豆腐」の豆腐が使用されており、伝統的な製法で作られた嵯峨豆腐を味わうことができます。

「大安苑」

境内の北西に位置する「大安苑」はもともと製薬会社の社長さんの邸宅だった建物で、お手頃な価格(2,000円)で湯豆腐が食べられるお店です。「順正」や「奥丹」のように知名度は高くありませんが、“メインストリート”である参道や鹿ヶ谷通から外れた路地の目立たない場所に立地しているので人が少ないため落ち着いて食事ができます。休日のお昼時でも並ばずに席に着くことができ、穴場的なお店です。大安苑は店内から美しい日本庭園を眺めることができます。


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