宮崎県というと、以前、東国原英夫氏が知事を務めて有名になったことが記憶にある方が多いのではないでしょうか。それ以外ですと宮崎牛やうなぎ、マンゴーや日向夏みかんなどの畜産・農産物のブランドがとても美味しいイメージでしょう。一方で、火山活動が活発な九州で当たり前のようにある火山性温泉がほとんどないので、少し珍しい県でもあります。
この食文化が盛んな宮崎県において、すべての美味をを1日で食べ尽くすのは無理です。そこで、これが宮崎だ!と実感できる旅館・ホテルの数々を紹介していこうと思います。
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客室に露天風呂のある旅館
客室に露天風呂がついている旅館には、私は泊まったことがありません。なので、どんな風景が見られるのか想像がつかないところが、逆に私の想像を掻き立てることろでもあります。少し調べてみたのですが、九州の旅館・ホテルにはこの客室に露天風呂がついた形式のお部屋が多いのですね。
東北在住で、スキーをするときくらいしか温泉に入らない私にはとても興味があるお部屋の形式です。
旅館 神仙

出典:http://www.takachiho-shinsen.co.jp/
ほとんどのお部屋が露天風呂付きです。また、露天風呂がついていない形式のお部屋でも、木の香りが感じられる檜風呂が内風呂としてついているので、湯の感触と雰囲気を楽しむことができると思います。お料理は和食がメインですが、特産品の一つとしてワインが盛んになってきているので、それにあった食事を楽しむことができます。
北郷温泉 サンチェリー北郷

出典:http://www.suncherry-kitago.com/
すべてのお部屋が露天風呂付きというなんとも豪華な旅館です。また、源泉かけ流しの大浴場があるので、そちらの湯を楽しむこともできます。こちらは日帰りでも利用できます。料理は和風がメインで、季節によって出されるメニューが変わります。また、昼食を併設されている「ゆの駅 海幸・山幸」でとることができます。
恵の湯 神の郷温泉

出典:http://www.kannogou.com/index.html
「かんのごう」と読みます。本館と離れがあり、本館に大浴場、露天風呂などの各種温泉、離れには離れ専用の檜風呂があります。また、露天風呂付きのお部屋も離れの方にあります。料理はランチ、夕食ともにバイキング形式です。また、露天風呂付きの貸切風呂もありますが、こちらは早めに予約しないといけないようです。
北郷 音色香の季 合歓のはな

出典:http://www.nemunohana.jp/
4つのタイプのお部屋がありますが、どのお部屋も露天風呂と内湯がついていますので、お風呂に関しては特に文句はないと思います。一番広く、豪華なお部屋は寝ながら入ることのできる露天風呂「西洋東屋」がついています。お部屋の雰囲気はモダン和風な感じで、どこも広々としています。料理は春夏、秋冬で違う和風メインの料理が出されます。
地蔵庵

出典:http://www.jizoan.jp/
一番広い「蔵間」と次に広い「庵間」というお部屋に露天風呂がついています。それ以外は内湯ですが、大浴場と大露天風呂があるようなので、露天風呂の雰囲気が楽しみたい方は大露天風呂に入りましょう。料理は地元の旬の食材と近くの漁港で採れた新鮮な魚介類を使った懐石料理が出されます。
温泉を満喫できる旅館
露天風呂がお部屋についているタイプもいいですが、大露天風呂や大浴場で湯の感触を楽しみながら、他の旅行客と話に花を咲かせるのも一興です。源泉かけ流しであれば、なおのことでしょう。そんな温泉自慢の旅館・ホテルをここでは紹介していこうと思います。
酒泉の杜綾陽亭

出典:http://www.jalan.net/
この旅館は露天風呂がなく大浴場のみなのですが、注目するべきは、すべてのお部屋が檜風呂を完備していることです。料理は地元の食材を生かした懐石料理がメインのようです。また、この旅館には庭園と池があるのですが、池にいる鯉に餌付けをすることができるようです。
九州山河料理 極楽温泉 匠の宿

出典:http://www.gokuraku-sanga.com/introduction.html
お部屋に内湯などはついていないようで、大浴場、露天風呂でお湯を楽しむことになります。鹿児島県都の県境近くに横たわる霧島連峰の山間部にある旅館なので、料理は山の幸をテーマにしたものが多いようです。お部屋は3タイプあり、すべてモダン和風な雰囲気のものになります。
かんぽの宿日南

出典:https://www.kanponoyado.japanpost.jp/nichinan/index.html
露天風呂をはじめ、12種類のお風呂が楽しめるようです。お部屋は和風、洋風、和洋風、寝室のみ和風の4タイプがあります。料理に関してはホームページにも記載がなかったので詳細はわかりませんが、規模を見る限り、美味しくないということはないでしょう。
青島サンクマール

出典:http://www.cinqmale.co.jp/floormap/
大浴場からの眺めが売りのホテルです。また、離れに貸切露天風呂があります。お部屋は露天風呂付きのモダン和風のお部屋、海側、山側に面して和風、洋風と2種類ずつ、計5タイプのお部屋から選べます。料理は3種類の会席料理に加えて別注料理が夕食に出され、朝食はバイキング形式になります。
宮崎県 青島温泉 リゾートホテル|ホテル青島サンクマール 公式サイト
シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート

出典:http://www.seagaia.co.jp/japanese/hotel/sgor.html
シェラトンと言われてわからない人はいないんじゃないでしょうか。それくらい有名なホテルグループが運営するホテルです。温泉などはホテル本館とは別にあり、入湯料が必要な場合があるようです。本館の方には料理店やお土産処、スパなどいろいろな施設があり、乗馬などのアウトドアアクティヴィティを体験することができます。
ANA ホリデイ・イン リゾート宮崎

出典:http://www.anahirmiyazaki.com/
ここも全国規模で展開しているホテルグループの所有するホテルなので、ハズレではないでしょう。一度ホテルの敷地内だけで遊んでみたい方には、いいところだと思います。ただ、全国規模で展開しているので、一度宿泊してみればそれで充分だと思います。
【公式】|ANA ホリデイ・イン リゾート 宮崎|IHGANAホテルズ
青島天然温泉 ルートイングランティアあおしま太陽閣

出典:http://blog.livedoor.jp/basyoumodoki/archives/3765937.html
お部屋、料理は普通のビジネスホテルと同じような感じですが、お風呂は内湯の大浴場に加えて、壺風呂、洞窟風呂という少し変わった露天風呂と岩盤浴が楽しめます。ここが上記2つのホテルと少し違ういいところだと思います。周辺で観光できる場所としては青島神社や、少し遠出になりますが鵜戸神宮があります。
ここで余計ですが一言。
シェラトン、ANAとここを含めた3つのホテルは正直これら以外に紹介しているホテルより一歩後手を取ると思います。あくまで私の意見であることに留意していただきたいのですが、その土地にしかない旅館・ホテルはその土地の魅力を最大限に引き出す術を知り尽くしています。
これに対して、高級リゾートホテルはサービスの良さを売りにしているので、どうしても見劣りしてしまうと私は思うのです。首都圏ならまだしも、観光地では、やはり地元の旅館・ホテルに軍配が上がると思います。
青島グランドホテル

出典:http://www.aoshima-gh.co.jp/index.html
客室は和室、洋室、和洋室、特別室、露天風呂付き客室の5タイプがあります。温泉は、内湯の男女別大浴場に加えて、なんと、屋上に大露天風呂と中露天風呂、予約制ではありますが、家族露天風呂となんとも豪勢です。料理は夕食、朝食ともに和風中心の会席料理で、ホテルオリジナルのメニューなので、ほかでは味わえない一品を頂くことができます。
宮崎観光ホテル

出典:https://www.google.co.jp/
東館、西館に分けられています。お部屋は洋室がメインですが、和室が少しあります。源泉を引いた大浴場と、広々とした大露天風呂がありますが、源泉かけ流しかどうかはわかりません。お料理は東館、西館にそれぞれいくつかあるレストランのうちのひとつで頂くようです。
ペット同伴可能な宿
ペットは家族の大切な一員であることをしばしば忘れる薄情な人、結構いるのではないでしょうか。こんなこと言ってますが、私もその一人です。だって、ペット同伴可の旅館・ホテルなんて行ったことないし連れてっても馴染んでくれるか不安!これが飼い主さんたちの本音だと思います。
けど、ペットでもストレスを感じずに一緒にいてほしい。そんな飼い主さんたちの願いを叶えてくれる旅館・ホテルを紹介していきます。
ペンション青島

出典:http://www1.bbiq.jp/pension-aoshima/
お部屋は文字通りペンションなので、普通に借りるアパートの一室みたいな感じです。お風呂はついているようですが、物足りなければ近くに共同浴場が2つあるそうなので、そちらを利用したほうがいいかもしれません。料理は日によって出されるメニューが違うようなので、行ってからのお楽しみです。また、ペットが同室宿泊可能なので犬などを飼っている方にはとても嬉しいお宿です。
コテージ・ヒムカ

出典:http://www.seagaia.co.jp/japanese/hotel/ch.html
4タイプのお部屋がありますが、そのうちの3つがペット同伴可能です。シェラトンと同一グループが運営するホテルなので、夕食などはすべてシェラトンの方で行うと思われます。まぁ、ペット同伴できるのであまり気にならないと思いますが。
旅館いろは

出典:https://www.google.co.jp/
ホームページにはペットとのペの字もありませんが、口コミによると同伴が可能だそうです。基本は普通のホテルと一緒です。また、サーファーには特別割引がされているようです。飲食店街の近くにあるので、そちらで食べたり飲んだりすることもできます。
ゆすの木

出典:https://www.google.co.jp/
ホームページにはっきりペットプランとあったので、堂々と泊まることができますね。コテージ形式ですが、夕食、お風呂などを用意してもらえることもできるようです。山奥にあり、近くに共同浴場がないのでお風呂は自分で用意するか、用意してもらえるかのどちらかでしょう。詳細はホームページを御覧ください。
wanvino

出典:http://wanvino.com/
館内のどこでもペットを同伴することができるペンション形式のお宿です。名前から察する方もいるかもしれませんが、犬とワインが大好きな方向けのペンションだそうです。夕食、朝食どちらも用意してもらえ、夕食には別途料金がかかりますが、厳選したワインも飲めるそうです。また、カフェ、ドッグランがあります。カフェもペット同伴がOKだそうです。
まとめ
いかがだったでしょうか。火山性の温泉がないと言われている宮崎県ですが、それ以外を源泉とする温泉が自慢の宿が多く見受けられました。観光地としては魅力が他に劣ると思われがちの宮崎ですが、行ってみたいという好奇心をくすぐられる旅館・ホテルが意外にも多くあったと思います。
その魅力を私が充分に紹介しきれているかという点はあまり評価できないと思いますが、すこしでも宮崎に興味が湧いた、行ってみるのもいいかもしれないという思いをみなさんが抱かせることができたのであれば、私としては嬉しいことこの上ないです。
ぜひこの機会に宮崎に行ってみませんか?意外な出会い、発見が必ずできると思います。
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