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都城の観光の見どころと魅力

都城と書いて『みやこのじょう』響きがとてもいいですね。旅情を感じさせるというか、訪れると何かしらいいことがありそうな、そんな響きです。

名前の由来は、1375年(天授元年/永和元年)、島津家の分家、北郷氏第二代当主北郷義久が築いた城『都之城』からきています。

都城市は宮崎県南部の内陸に位置する、宮崎県第二の都市です。人口約16万人。市の南側は鹿児島県と接しています。宮崎県といえば、宮崎市をはじめ、日向市、日南市、高千穂町などが有名ですが、ここ都城市も見どころが盛り沢山。元宮崎県知事東国原英夫さんの故郷でもある都城の見どころを見ていきましょう。

下記の施設や見どころでホームページの記載がないものは、都城市、都城観光協会のホームページをご覧ください。
都城市のホームページ
都城観光協会のホームページ

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都城へのアクセス

九州以外の皆様のために、都城へはどう行けばよいか調べてみました。

列車でのアクセス

JRの駅は『都城』駅。路線は、日豊本線(にっぽうほんせん)と吉都線(きっとせん)の二つ。九州外から列車で訪れる場合は、九州新幹線で鹿児島中央まで行き、日豊本線に乗り換えて都城に向かうのが便利です。鹿児島中央から約76km、所要時間は1時間半弱です。

バスでのアクセス

高速バスのターミナルは『都城北』。九州各地から高速バスが出ています。博多バスターミナルからは最速3時間半と少し、鹿児島中央駅前からは2時間15分から30分です。

飛行機でのアクセス

都城へ飛行機でアクセスする際は、宮崎空港の他に鹿児島空港も利用できます。実は、都城は宮崎空港、鹿児島空港いずれからも直線距離で約45kmの距離にあるのです。都城までは、宮崎空港からは高速バスで約40分、鹿児島空港からは高速バスで約1時間20分です。

宮崎空港、鹿児島空港ともに、羽田、伊丹等から日本航空、全日空等が就航している他、そのほかの空港からもLCCを含めて複数の航空会社が就航しています。最新の就航状況は、各空港のホームページを参考にしてみてください。

宮崎空港ホームページ
鹿児島空港ホームページ

都城の絶景ポイント

都城で絶景が見られるポイントを見ていきましょう。

関之尾滝

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関之尾滝(せきのおのたき)は、JR都城駅の北西、大淀川支流の庄内川にある滝で、日本の滝百選に選ばれている名瀑です。大滝、男滝、女滝の3つからなっています。 中でも見どころは大滝で、幅約40m、落差は約18mあり、かなりの迫力です。

滝の上流およそ600mのところには、水流による浸食で岩に開けられた穴が数千個も露出している場所があります。関之尾の甌穴(ろうけつ)群です。世界有数の規模であるといわれ、1928年(昭和3年)に国の天然記念物に指定されました。

高千穂牧場

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関之尾滝からさらに北西約18kmのところにある牧場で、一般にも公開されています。

羊や仔牛に触れたり、乳搾り、乗馬体験をしたりできる他、乳製品工場や糞尿処理施設(バイオマスプラント)見学もできる体験型の牧場です。緩やかな起伏のある広大な牧場の眺めは素晴らしく、売店では手作りのチーズやヨーグルト、ソーセージ、アイスクリームなどが揃っています。

高千穂牧場のホームページ

観音瀬

都城市をほぼ南北に流れる大淀川の高崎町縄瀬上轟と高城町有水八久保の間の急流は観音瀬と呼ばれています。

川と船が内陸物流の重要な役割をはたしていた江戸の昔、この辺りは河床一面に広がる岩盤のために船が往来できる川ではありませんでした。 寛政年間、船が通れるようにするために時の城主が作らせたのが観音瀬水路です。現在は県の史跡に指定されています。

重機などない時代、季節によって水量が大きく変わる川の中で、鑿で岩を削る難工事。わずか90mの水路を作るのに2年の歳月を要したといわれています。現在でも、水量が少なくなる冬季(12月~2月ごろ)にしかその姿を見ることができません。

東霧島神社

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都城市北西にそびえる霧島連山には霊峰として名高い高千穂峰があります。天孫降臨の地といわれる高千穂峰周辺にある六つの神社を総称して『霧島六社権現』と呼んでいます。 このうち、都城市にあるのが東霧島神社です。『ひがしきりしまじんじゃ』ではなく『つまきりしまじんじゃ』と読みます。

霧島六社権現の祭神は古事記、日本書紀に出てくる神様ばかりですが、ここ東霧島神社の主祭神は、かの伊弉諾尊(イザナギノミコト)です。 そんじょそこらの神社とは古さの格が違います。

入り口の鳥居をくぐると、鬼が一夜で作ったという伝説が残る『鬼岩階段』が現れます。振り向かずに登り切ると願いがかなうと言われており、別名『振り向かずの坂』とも呼ばれています。 階段を上ると拝殿があり、拝殿奥には、イザナギノミコトがイザナミノミコトを失って流した涙が固まったと伝わっている『神石』が祀られています。

たちばな天文台

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都城市に合併される前の旧高崎町が、1987年から連続して『星が日本一きれいに見える町』に選ばれたことを記念して、旧高崎町がふるさと創生事業として建設した天文台です。高崎町運動公園の一角にあり、第三セクターの運営で一般公開されています。

主要設備は、口径500mmカセグレン式反射望遠鏡と口径200mm屈折式望遠鏡。他にはプラネタリウムが設置されています。
昼間のほか、夜も22時まで利用することができます。

たちばな天文台のホームページ

夢見が丘

キッチンガーデン夢見が丘は、霧島連山を望む霧島高原にある、レストランを中心としたレジャー施設です。素晴らしい景色を眺めながら地元の食材で作られた食事を楽しむことができます。 人気メニューはふわとろのオムライス。なかでも巨大な『オムライスでっか』が名物です。

食事後は、大自然の中で家族みんなが楽しめる遊びが用意されています。子供はアスレチックやトーマス列車、大人は霧島連山を眺めながらセグウェイに乗ってみるというのはいかがでしょう。 遊び疲れたら花いっぱいの公園で一休み。 近くには高千穂牧場があり、動物たちと触れ合うことも可能です。

キッチンガーデン夢見が丘のホームページ

公園・レジャー施設

都城には大人から子供まで家族みんなが楽しめる公園やレジャー施設がたくさんあります。

母智丘公園

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南九州で桜の名所といえば、ここ『母智丘公園(もちおこうえん)』です。 『日本の桜名所100選』にも選ばれています。
2kmに及ぶ桜並木には、約2,600本の桜(ソメイヨシノ、ヤエザクラ、ヤマザクラ)が植えられ、母智丘千本桜と呼ばれています。

桜並木の他、花見、夜桜見物、母智丘の頂上から眺める都城盆地などを楽しむことができます。3月最終土曜日から2週間、母智丘桜まつりが開催され、市内、県内はもちろん鹿児島県からも大勢の花見客と出店でにぎわいます。

母智丘公園のホームページ

くまそ広場

母智丘公園の近くにあるとても大きな子供の遊び場です。 広大な敷地には芝生が敷き詰められていて、お弁当を広げたり、バドミントンをしたり、いろいろ楽しむことができます。

また、二人並んで滑ることができるローラー滑り台などバラエティに富んだ遊具がいろいろとあって子供たちには大人気です。
展望デッキからは雄大な霧島連山も望めます。

緑の村

関之尾滝から甌穴を見ながら川沿いに歩いていくと、アウトドアを満喫できる関之尾緑の村に着きます。

バス・トイレ、台所、空調完備のキャビン(5人用)10棟のほか、20人用のバンガロー1棟、キャンプ場もあります。他には人工芝のテニスコートや夏場は地下水を利用した小プール(滑り台付)、大プール(25m)がオープンします。

大自然の中で各種会議や社員研修、手芸や地域イベントなど様々な目的で利用できる自然活用センターもあります。夏場のそうめん流しに加え、一年を通してさまざまなイベントも開催しています。なんと言っても『星が日本一きれいに見える町』です。キャンプの夜は満点の星空を眺めることができるでしょう。

都城ワイナリー

お父さんお待ちかねのスポットその1。 霧島山麓にある日本最南端のワイナリーです。

須佐之男命(スサノオノミコト)が『あまたの木の実を集めて酒を醸し』、八岐大蛇(やまたのおろち)にこれを飲ませて酔ったところを退治した。 この酒はワインかもしれない。 だとすれば高千穂は日本のワイン発祥の地かもしれない。 昔に思いをはせて地元の食材と響き合うワインを目指すというのが都城ワイナリーのコンセプトで、ワインの名前には神々のお名前を拝借しているそうです。

キッチンガーデン夢見が丘からほど近いので、夢見が丘から足をのばしてみるのもよいでしょう。

都城ワイナリーのホームページ

霧島ファクトリーガーデン

お父さんお待ちかねのスポットその2。 居酒屋の人気銘柄、黒霧島、赤霧島、白霧島で有名な霧島酒造のガーデンパークです。目玉は何と言っても芋焼酎の製造工程見学です(要予約)。

焼酎以外にビールも作っており、英国の伝統的醸造所をモデルにした『霧の蔵ブルワリー』はレストランも兼ねていて、4種類の地ビールと料理を楽しむことができます。

他にも、霧の蔵ベーカリー、霧の蔵ホール、霧島創業記念館『吉助』、霧の蔵ミュージアム、霧島グラウンドゴルフコース、霧島裂罅水(れっかすい)の泉などがあり、下手なテーマパーク顔負けのレジャー施設になっています。

霧島ファクトリーガーデンのホームページ

早水公園・万葉植物園

JR都城駅の東約1kmのところにある早水公園。 広大な敷地には湧き水を源とした大小六つの池があり、毎年4月下旬頃からは都城市の花、あやめが40万本以上も咲き誇る公園です。

池の湧き水は、仁徳天皇妃 髪長姫が産湯に用いたと伝えられており、ほとりにある早水神社には髪長姫が祀られています。園内の万葉植物園には、万葉集に詠まれた花や植物約150種も植えられています。あわせて万葉集の歌も掲示してあり、草木を観賞しながら古の詠み人を偲ぶことができるよう工夫されています。

観音池公園

観音池公園は、JR都城駅の北東約11kmのところにある広大な公園です。園内は、桜やつつじ、芝桜の名所として知られており、ボート、グラススキー、パターゴルフが楽しめる他、プール、観覧車や温泉施設、さらにはバンガロー、オートキャンプサイトも備えたキャンプ場などがある総合レジャーランドです。

あじさい公園

あじさい公園はJR都城駅の北東約9kmに位置しています。7ha近い広大な園内には21種類28,000株のあじさいが植えられています。

小高い丘があり、標高210mの頂上は、島津藩の出城『松尾城』の跡地。ここにお城を模した展望台があり、西に霧島連山、東には鰐塚山系そして都城盆地の雄大な景色を眺めることができます。

一堂ヶ丘公園

JR都城駅の北約10kmの高台に一堂ヶ丘公園があります。日本一の高さを誇るかかし出迎えてくれるこの公園のテーマは農業。農業に関係する遊具がたくさんあります。かかしの遊具、風車小屋をイメージした大型複合遊具、 トラクター型遊具などなど。

園内には、広大な多目的広場、流れるプール、宿泊研修施設『かかし館』、陶器作りを体験できる『伝統工芸伝承館』、自分で野菜作りができる『ふれあい農園』など、農業体験をしながら自然と触れ合うことができるようになっています。

美術館・郷土館など

都城は島津家発祥の地。 島津家にまつわる歴史的資料が数多く残されています。

祝吉御所跡 (島津発祥の地)

祝吉御所跡(いわよしごしょあと)は前出の早水神社の北東約500mにあり、鎌倉時代に島津家の祖『惟宗忠久(これむねただひさ) 』の館があったと伝えられている場所です。

このあたりは奈良の昔から『島津』という地名で呼ばれ、平安時代には『島津の荘』という荘園がありました。 鎌倉時代に源頼朝から島津の荘の役人に任じられたのが惟宗忠久です。後に忠久は地名の『島津』を名乗るようになり、島津氏の初代となりました。 現在、大きな石碑が建っています。

都城歴史資料館

都城歴史資料館は、JR都城駅の南西約3kmのところにある市立歴史資料館です。北郷氏(都城島津氏)の居城、都之城の本丸跡地に建造された城郭風建築物で、1989年(平成元年)にオープンしました。

建物はお城のような外観ですが、林野庁の補助を受けた総木造のモデル施設で、建築当時の城を復元したものではありません。
北郷氏に伝わる古文書や刀剣、美術工芸品、発掘調査での出土品などを展示し、都城の歴史や文化が紹介されています。

都城歴史資料館のホームページ

都城島津邸・都城島津伝承館

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JR都城駅の南約2kmのところに都城島津邸があります。明治の版籍奉還で都城を離れて鹿児島に居を移した都城島津家が、1879年(明治12年)に再び都城へ戻って構えたのがこの館です。 4,500坪もの広大な敷地には、日本庭園や池の他に、幕末から昭和初期にかけての建造物が残っています。

1973年(昭和48年)には、小林市で開催された全国植樹祭へ出席された天皇皇后両陛下が本宅に宿泊されました。以前は非公開だったこの邸宅は、都城市が都城島津家の現当主から寄贈を受け、さらに2008年(平成20年)に邸宅と施設8件が国の登録有形文化財に指定されました。 その後、都城市が『都城島津伝承館』を整備するとともに一般公開されるようになりました。『都城島津伝承館』には、都城島津家に代々伝わる約1万点にのぼる歴史的遺産が収蔵され、その一部が順に展示されています。

都城島津邸・都城島津伝承館のホームページ

都城市立美術館

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宮崎県で最初の公立美術館である都城市立美術館はJR都城駅の南西約2kmのところにあります。郷土に密着した美術館として、都城出身者、在住者の作品に加えて、都城の美術文化に影響を与えた人々の作品も調査研究の上、収集しています。

主要な収蔵品は、都城出身の日本画家、益田玉城(ますだぎょくじょう)の主要作品です。

都城市立美術館のホームページ

旧後藤家商家交流資料館

JR都城駅の北東約9kmの高城町に築110年を経た商家が歴史館となって公開されています。『旧後藤家商家交流資料館』です。 後藤家は、江戸後期から回船業、醸造業などで財を為した豪商で、その分家住宅がそのまま歴史資料館になりました。

歴史的価値はもちろんのこと、間取りや構造など、明治時代の商家造りが残されていることが建築史学的にも非常に高い評価を受け、2007年(平成19年)、国の登録有形文化財に指定されました。

現在は、NPO高城歴史文化のまちづくりフォーラムが管理し、地域の歴史展示や、イベント会場として活用されています。

高城郷土資料館

JR都城駅の北東約9km、旧後藤家商家交流資料館の東およそ400mのところに『高城郷土資料館』があります。この資料館は、都城市に合併される前の高城町が『高城町郷土資料館』として開館し、2006年(平成18年)に周辺市町との合併に伴い『都城市高城郷土館』となったものです。 館内には高城の歴史、文化を紹介する考古学・歴史・民俗資料などが展示されています。

資料館が建っている中世城址『高城(月山日和城)』は、南北朝時代の武将肝付兼重が建てた城の跡といわれています。資料館の外観は、犬山城を模したといわれる三層の天守構造になっていて、展望台からは都城盆地、霧島連山などの眺望を楽しむことができます。

人形浄瑠璃資料館

人形浄瑠璃資料館はJR都城駅の北東約12km、山之口町にあります。江戸時代、参勤交代で江戸に出た藩士が、上方で習得して持ち帰ったといわれる人形浄瑠璃。 山之口町に残る『文弥節』は古浄瑠璃の一流派。 江戸の中頃、大阪で活躍した『岡本文弥』が創始者で泣き節が特色です。 年4回の定期公演の他に、要望があれば出張公演も行っています。 当時の人形も良好な保存状態で残っており、展示公開されています。

1995年(平成7年)には、『山之口の文弥人形』として国の重要無形民俗文化財に指定されました。

人形浄瑠璃資料館のホームページ

まとめ

都城は、現在は宮崎県に属していますが、島津家発祥の地で薩摩の文化・風土をいまだに色濃く残す土地。

また、天孫降臨の地といわれている高千穂峰は南側が都城市に属しています。 いわば神話から薩摩武士に至る歴史の町なのです。

でも、歴史の町であるだけでなく、都市でありながら霧島連山の大自然を間近に感じられる土地でもあるのです。まだ行ったことがないというあなた。いちど足を運んでみてはいかがでしょうか。


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