
北海道のおみやげとして人気のお菓子の一つに「マルセイバターサンド」があります。こちらは帯広市の六花亭製菓さんによって製造・販売しており、1977年に社名を変更した時の記念で発売されたものです。
六花亭専用の北米産小麦粉でビスケットを焼き上げ、主力製品のホワイトチョコレートとフレッシュバターを使ってレーズンバターを作り、挟み込んであります。このバターサンドの特徴は時間がたってもサクサクとした食感が保たれています。
人気が出始めたのは1990年代終わりから2000年代初め頃に全国レベルで人気のお菓子となったのです。名前の由来は、十勝開拓の祖である依田勉三氏が率いる晩成社が十勝で最初に作った「マルセイバタ」というバターにちなんでおり、パッケージもそのラベルを参考にしたものです。
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マルセイバターサンドのカロリー
マルセイバターサンドはバターやチョコレートがたっぷりと使われているということで気になるのはそのカロリーです。マルセイバターサンドは1個で約165kcalと高カロリーとなっています。
これは食べ物ですとご飯1膳分と大体同じくらいになります。脂質がなんと51%もあり、炭水化物が44%、残りの4%はたんぱく質です。脂質がかなり多めですが、その分腹持ちは良いというメリットがあります。
カロリーは高いですが、腹持ちが良いということでダイエット中に枚数を決めて食べるのはありです。気をつけなければいけないのは食事をしっかり食べた後にこのお菓子を食べることです。
ただでさえカロリーが高いので、食事のカロリーもたっぷりととった後では過剰にカロリーを摂取してしまうことになります。ですので、ごはんを控えめに食べて、マルセイバターサンドを食べるようにすることで気にせずに食べられます。
マルセイバターサンドの原材料
原材料は砂糖、バター、小麦粉、レーズン、ココアバター、卵、全粉乳、アーモンド粉末、ラム酒などを使っていますが、バターに関しては北海道産を100%使用しています。
小麦粉は北米産、レーズンも北米のカリフォルニア産を使用しています。レーズンはラム酒で味がつけられていますのでほんのり大人の味となっています。
おみやげ用には箱入りで、4個入り、5個入り、10個入り、16個入り、20個入り、30個入りなど個数がいくつもあるのがうれしいところです。おみやげを買っていく相手の人数次第でいろいろと買い分けることができるのも良いです。
このような細かな気遣いをされているのも六花亭が人気の理由の一つだといえるでしょう。
アイスのマルセイバターサンド
そんなマルセイバターサンドですが、アイスになっているのをご存知でしょうか。ビスケットにサンドされているのがクリームではなく、アイスになっているだけで他はほぼお菓子と同じです。
普通のバターサンドのほうよりも厚さがありますのでボリュームが出ており、中のラムレーズンアイスとの相性も抜群です。しかし、このアイスに関してはパッケージに入っているわけではなく、お店の喫茶室でのみ食べることができるという限定品なのです。
食べたい場合には札幌もしくは帯広のお店のほうへ出かけるのが良いでしょう。
マルセイバターサンドのビスケット、ケーキ
マルセイシリーズはいろんなものがあり、マルセイバターサンドが気に入ったのであればもともとのビスケット部分だけの販売もされていますし、マルセイバターのケーキもありますのでそちらに挑戦してみるのも良いでしょう。
またこのお菓子は六花亭オリジナルのコーヒーとの相性も抜群なので、コーヒーもセットでプレゼントすると喜ばれます。食べきれない量をもらった時の定番は冷凍保存をしておくことです。
冷凍保存してアイスのようにしておくことで、バタークリームが食べやすくなりますのでバターが苦手な方でも冷凍されたものであれば食べられるという方が少なくありません。
食べる時は凍ったまま食べてもいいですし、少し自然解凍してから半分とけた状態で食べるのもおいしいです。柔らかめのクリームが好きな方は常温、少しかためのクリームが好きな方は冷蔵庫に、そしてアイスのようなクリームが好きな方は冷凍庫に入れるといいです。食べ比べをしてみるのもおすすめです。
お土産としてのマルセイバターサンド
おみやげにされることも多いということで賞味期限も気になりますが、六花亭によると賞味期限は製造年月日からおよそ9日から10日間ということですので、箱で購入しても日にちをかけて食べることができるのがおみやげで人気の理由の一つとなっています。
冷凍しておけば、その賞味期限より少し長くもたせることができます。とはいえ、なるべく早めに食べるほうがおいしいです。冷凍保存する時にはそのまま入れておくのではなく、ジップロックなど保存用の袋などに入れてから冷凍するのがコツです。
そうすることで他の冷凍食品のにおいなどがつきません。解凍する時は常温での自然解凍がベストですが、夏場は暑いのであっという間に溶けてしまい、ベチャッとなってしまうことがありますので気をつけましょう。もちろん冷蔵庫に移動させてゆっくりと解凍するという方法もあります。
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