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京都高台寺の見事な紅葉を観賞するおすすめの時期と場所

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京都の高台寺は1606年に太閤秀吉公の妻ねねが夫の菩提を弔うために建立したお寺で、彼女自身も高台院と出家後に名乗っています。高台寺の紅葉の見ごろは10月中旬頃から12月上旬頃にかけて、京都府内では第一位、全国でも3位に入るほど紅葉の光景が美しいとされています。

またシーズン中は夜間に拝観することも可能となっていて、日没から午後9時30分頃までライトアップもされますので、日中とはまた違った景色を堪能できます。ただしかなり混雑していますので、拝観するためのチケット購入も待ち時間などがあります。長い場合、30分待ちということもありますので、できるだけ早い時間帯に出かけるほうが無難でしょう。

そして夜間に出かけた時には期間限定のイベントである「百鬼夜行プロジェクトマッピング」をぜひ見ておきたいものです。紅葉する木々と美しいマッピングのコラボは見応えありです。

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高台寺の見どころ

霊屋

ねねが眠っているとされるこちらには桃山時代の蒔絵が施された階段、厨子などが今も残されており、非常に美しいです。重要文化財になっているものがいくつもあり、例えば花筏、秋草蒔絵天目台、楓桐菊蒔絵薬味壷、秋草蒔絵歌書箪笥などがあります。霊屋は伏見城の遺構でもあり、湖月堂とも呼ばれていました。場所は境内の一番奥のあたりで、秀吉公とねねの像があります。蒔絵以外には狩野永徳による内陣の「浜松図」と外陣の「花鳥図」もせっかくなので見ておきましょう。

庭園

池泉回遊式の庭園も美しいと評判です。石や樹木は伏見城から運ばれてきたといわれており、庭園自体は小堀遠州によるものだとされています。桜と萩の名所ですが、池の一つには鶴島と亀島と呼ばれる小さな島があり、鶴亀の庭と呼ばれています。「観月台」といって偃月池に渡る月を観るために作られた建物は亡き秀吉が好んで見ていた場所だといわれています。

開山堂

1605年に建てられたこちらは主面5間、側面3間となっており、三江紹益の像が安置されています。そしてその左右にはねねの兄である木下家定夫妻の像と寺の普請掛だった堀監物の木像などもあります。奥のほうには見事な龍の絵があり、狩野山楽によって描かれたものであるといわれています。また開山堂の天井も非常に美しいので見ものです。

臥龍廊

霊屋と開山堂を結ぶ長い階段がこちらで、まるで龍の背のように見えることからこう呼ばれるようになりました。こちらはとても眺めが良く、下には臥龍池があり、庭園なども眺めることができる絶景となっています。池と庭のコントラストを見ることができるため、紅葉の時期にはこちらから眺めるのがとてもおすすめです。

茶室

2つある茶室はそれぞれ傘亭・時雨亭と呼ばれています。どちらも伏見城から移築された千利休の意匠のものです。「傘亭」は竹と丸木を放射状に組んだ屋根になっており、見た目はまるで傘を開いたような形をします。そして「時雨亭」正式名が安閑窟といいますが、こちらは傘亭とは土間の廊下でつながっています。茶室としてはどちらも珍しい様式で、一般的な茶室のように天井が低くはなく、傘亭は天井が高めになっています。時雨亭は二階建てですが、こちらはその二階部分が茶室になっているのです。

献茶点前を体験しましょう

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高台寺へ出かける際にはすぐそばにある高台寺の塔頭である圓徳院や月真院などにも寄ってみるのがおすすめです。圓徳院はかつて、ねねの住まいだった場所で最期の時を過ごしていたといわれており、秀吉公ゆかりの神仏への献茶点前を体験することができます。予約茶席なども用意してもらうことが可能です。献茶点前に参加すると記念の扇子をもらうことができますので、旅の良い思い出になります。

予約茶席は圓徳院の北書院にある小間の茶席です。南庭は紅葉も美しく、長屋門からこの南庭までは一年中木や花を愛でられるように工夫されています。月真院は1616年頃に建てられたといわれており、幕末には御陵衛士の屯所として利用されていました。現在は通常非公開となっていますが、中には御陵衛士がかつて寝泊りしていたといわれている部屋なども残されています。

門前には東山路傍の触れ仏という七福神の布袋の像があり、触れるとご利益があるとされています。普段は門前に衝立があるため、中には入ることはできませんが、時々門が開かれていることもありますので寄ってみるのが良いです。

お茶を入れながら紅葉を見よう

高台寺でも毎月のように茶会が開かれており、紅葉のシーズンである10月頃にはねねの名前のついた「北政所茶会と傘亭席が開かれています。参加をすることももちろんできますので、前もって予約の電話をかけておくのが良いです。

こちらのお寺の茶室といえば『遺芳庵‏』があります。夜に浮かぶこの庵も美しいのでライトアップを見に出かける際にはこちらにも足を運んでみると良いでしょう。ねねもお茶を楽しんでいたかもしれないと思い浮かべて飲むのもまた情緒があります。


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