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パワースポット來宮神社の魅力と観光の見どころ

來宮(キノミ)神社は静岡県熱海市にある神社で、近年パワースポットとして注目を浴びています。來宮神社が創建されたのは奈良時代の和銅3年(710年)と伝えられています。

主祭神として大己貴命・五十猛命・日本武尊が祀られていて、縁結びや禁酒、商売繁盛の神徳があるとされています。神社が創建された和銅年間には埼玉県で自然銅が発見され、この銅を使用して日本で初めての流通貨幣である和銅開珎が鋳造されました。

この神社は古来より「木宮明神」や「来宮大明神」などと呼ばれていて、日本全国に四十四社ある木宮神社の総本社です。

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來宮神社の創建の経緯

神社が創建された経緯ですが、和銅3年(710年)に熱海湾で3回も漁師の魚網に木の根が掛かり、これを不思議に思った漁師がよく見てみると木の根が神像のような形であったため海岸近くにあった松の下に祀りました。

そして、この木の根に持っていた麦こがしを供えてみたところ、その夜の夢に五十猛命が現れて潮騒が耳障りであるとの神託があったため今の場所に移して祀ったものです。木の根を御神体としたところから「木の宮」と呼ぶようになった、というものです。

そして平安時代には征夷大将軍に任じられた坂上田村麻呂が戦勝を祈願して來宮神社の分霊を東北地方をはじめ、各地に鎮座させたという伝承があります。

來宮神社の御神体

本殿裏の境内には樹齢2千年を超える大楠があり、神社の御神体として祀られています。この楠は樹高約20mで幹周りは約24mの巨木で日本で2番目に大きい木として認定されており、「阿豆佐和気神社の大楠」として国の天然記念物に指定されています。ちなみに「阿豆佐和気神社」というのは、この大楠が天然記念物に指定された昭和8年当時における神社の名称です。

來宮神社の御神木の大楠

御神木の大楠についてですが、かつては境内にこの大楠を含めて7株の楠の巨木がありました。ところが幕末の嘉永年間(1848~53年)に漁業権を巡る争論(大網事件)が起こり、訴訟費用などの捻出のために5株が伐採されてしまいました。

その際に、現在も残るこの大楠も伐採しようとしたところ白髪の老翁が現れて木の前に立ち塞がり、大鋸を2つに折ってどこかへ消えてしまいました。それ以来、この巨木を神木として崇められるようになりました。もう1株も伐採されずに今も神社の入口付近に残存していて、第2大楠と呼ばれています。

來宮神社の見所

神社の一番のみどころは本殿裏に御神木として祀られている大楠で、木の周りを1周すると寿命が1年延びる、もしくは誰にも言わずに願い事を祈りながら木の周りを1周すると願い事が叶えられると伝えられていて、パワースポットとして有名です。大楠だけでなく、來宮神社は山の気と水の気の両方を持つ日本屈折のパワースポットと言われており、テレビや本・雑誌などで紹介されています。

來宮神社の7つの境内社

本殿や御神木の大楠以外にも境内に7つの境内社があります。境内社には京都伏見稲荷大社から勧請された「稲荷神社」があり、五穀豊穣・商売繁盛のご利益があるとされています。

さらに秩父神社から熱海の当社に遷された「来宮弁財天」もあります。かつて大久保将監という徳川家武臣がこの弁財天を好んで参拝をしたところ大出世をしたことから、出世のご利益があるとされています。

これらに加えて昭和初期に埼玉県の三峯神社から祀られた末社もあります。「三峯」とは雲取山・白岩山・妙法ケ岳の三峰山のことを指しており、「山の神様」が祀られています。

來宮神社の名物

來宮神社の名物は、奈良時代の漁師が供えた「麦こがし」を使った「来福スイーツ」です。境内にある参集殿の中には茶寮「報鼓」があり、「麦こがしまんじゅう」「麦こがしガトーショコラ」「麦こがし入りおしるこ(白玉入り)」「こがし丸」「こがしリング」などのメニューがあります。本殿や境内社を参拝した後に、茶寮で「来福スイーツ」を楽しむことができます。

來宮神社の神前結婚式

來宮神社では本殿で神前結婚式を執り行ってもらうこともできます。挙式料は儀式の内容によって10万円・13万円・15万円で、巫女舞の奉送も含まれます。儀式の後は境内の施設で披露宴が開催されることもあります。結婚式が行われる際も一般参拝者が境内に入ることができるので、運が良ければ神前式の結婚式の様子を見ることができるかもしれません。

來宮神社のアクセス方法

神社へのアクセス方法ですが、公共交通機関を利用する際は鉄道が便利です。最寄駅はJR伊東線の来宮駅で熱海駅から1駅です。駅から神社までは約400mで、徒歩で約5分です。神社は来宮駅の北東に位置しています。JR熱海駅からも路線バスでアクセスすることもできます。

自家用車を利用してアクセスする場合には境内にある駐車場が利用できますが、満車の際は来宮駅前市営駐車場を利用することもできます。境内に入場ができるのは10:00~16:30の間で、自由に参拝することができます。

周辺の観光スポットには熱海温泉があります。熱海温泉を訪れた際は、來宮神社に立ち寄ってみるのはいかがでしょうか。


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