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京都最古の禅寺「建仁寺」の魅力と座禅体験

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京都市東山区にある建仁寺は別名建仁禅寺と呼び、臨済宗建仁寺派大本山の寺院で、鎌倉時代に中国から日本に臨済宗を初めて伝えた栄西が開山者です。そして当寺は京都で一番古い禅寺で、日本中の禅寺の中でも2番目に古いお寺です。

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建仁寺の歴史

境内は応仁の乱による焼失や、応永4年(1397年)と文明13年(1481年)に起こった火災により創建当時の建物は残されていませんが、鎌倉時代に造られた「勅使門」や、室町時代に広島の安国寺に建てられて慶長4年(1599年)に当寺に移築されてきた「方丈」が重要文化財に指定されています。方丈は一時期瓦葺などに改められましたが、現在は室町時代に建てられた時と同じ柿葺の姿に戻されています。

建仁寺の魅力

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建仁寺の一番の魅力は、寺が所有する「風神雷神図屏風」や法堂の天井に描かれている双龍画が見られることです。風神雷神図屏風は俵屋宗達が晩年の頃の最高傑作とされている屏風です。二曲一双の屏風で右双に風神が、左又に雷神が描かれており、今にも飛び出してくるかのようなダイナミックなタッチで描かれていて、国宝に指定されています。現在、風神雷神図屏風の実物は京都国立博物館で保管されて通常は非公開ですが、境内では複製を見ることができます。法堂の天井に描かれている双龍画は2002年に創建800年を記念して小泉淳作画伯によって描かれたものです。こちらは通常拝観で見ることができます。

美しい庭園に見とれる

美術品の他に、伽藍から眺める境内の庭園も見どころのひとつです。本坊の中庭にある潮音庭は四方向から眺めることのできる枯山水の庭で、季節ごとに違った顔を見せてくれます。特に晩秋の時期になると、地面に生えている苔の緑と紅葉に染まった木々のコントラストが非常に美しい風景を作り出してくれます。重要文化財の方丈からは、見事な枯山水の庭園を眺めることができます。この庭園は七代目小川治兵衛の作庭です。

建仁寺で座禅体験をしよう

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建仁寺では毎月第二日曜日の朝8時から午前10時頃まで自由に参加できる座禅体験と法話(「千光会」)が開催されます。個人であれば予約が不要で、開始時間までに受付を済ませれば誰でも参加することができます。「千光会」の内容ですが、20分の座禅が2回とお経唱和の後に茶礼が行われます。

そして最後は管長による法話があります。座禅初心者でも座り方などを説明してもらえます。参加費用ですが、個人で座禅会の参加のみであれば無料です。座禅会の後に境内の見学をするのであれば拝観料(一般500円・中高生 300円)が別途必要です。拝観時間は午前10時~午後4時30分までで、年末(12月28日~12月31日)のみ拝観休止となります。千光会が終了する御前10時に一般拝観が始まるので、座禅体験の後に境内を見学することができます。

「千光会」の予定についてはお寺の公式サイトに掲載されます。個人は無料で座禅会に参加できますが、団体であれば座禅会の後の境内拝観料と合わせて1人1,000円が必要です。団体向けに、夕方(午後5:00~午後8:00)の座禅会も開催されています。

他の観光スポットにも近い

当寺は祇園花見小路や「祇園八坂の塔」、二年坂・三年坂のすぐ近くに位置しているので、午前中に境内を拝観してから昼食まで周辺の観光スポットの散策を行い、午後に清水寺を訪問することができます。おすすめのコースですが、花見小路を散策してから八坂の塔、二年坂・三年坂、清水坂を巡るコースです。

周辺ランチも絶品揃い

清水寺周辺でランチを食べるのであれば、清水坂にある「清水順正 おかべ家」がおすすめです。お店は清水坂の途中にありますが、裏には豆腐工場があります。その日に出される自家製豆腐が毎朝隣接する工場で製造されるので、大豆の風味や甘味がしっかり感じられる上質の豆腐料理を頂くことができます。清水順正の一番のおすすめは豆腐料理です。季節ごとに旬の食材を用いたコースメニューがあり、特に冬の「ゆどうふ」がおすすめです。豆腐以外にも豆乳が使われた料理や湯葉料理もあります。

豆腐と建仁寺

奈良時代に遣唐使によって日本に伝えられた豆腐は、殺生を禁じる仏教の精進料理の素材として使われ続けてきました。豆腐は精進料理に欠かせない食材で、さまざまな豆腐料理が考案されてきました。精進料理は素材が本来持ち合わせている味を引き立てる調理法が用いられます。僅かに大豆の風味がする淡白な味の豆腐の素材を生かることのできる精進料理として湯豆腐が考案されました。建仁寺で座禅体験と法話を聴いた後に禅宗の精進料理として考案された豆腐を頂くことで、仏教を十分に体験することができます。

建仁寺へのアクセス

建仁寺へのアクセス方法ですが、京都駅からであれば市バス206系統に乗車して、「東山安井」バス停で下車して徒歩約5分、他にも「南座前」バス停からも徒歩約10分でアクセスすることができます。境内は祇園花見小路の歌舞練場の斜め向かいにあります。自家用車を利用する場合には境内の有料駐車場が利用できます。拝観する場合には最初の1時間が無料となります。


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