
四国の北東、瀬戸内海に面する「香川県」。言わずとも知れた讃岐うどんの名産地です。しかし香川観光の魅力はそれだけではありません。
「北浜alley」や「サンポート高松」などの若者向けの新名所、広大な敷地で自然と触れ合える公園、歴史を肌で感じることのできる城跡、瀬戸内海の豊富な水産物、ファミリーやカップルはもちろん、一人旅にもぴったりの観光スポットが満載です。
羽田から飛行機で約1時間で着いてしまう「香川県」。さっそく出かけてしまいたくなるような観光スポットをご紹介します。
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香川の名所・観光スポット

「うどん県」とも呼ばれる香川県。香川県に行くなら絶対に訪れるべき観光スポットをご紹介します。
北浜alley
古い港の倉庫や空き家を改装して2000年にオープンしたレトロ感あふれる商業施設「北浜alley」。おしゃれな観光デートを楽しみたいならこちらは必見。ツタのからまる倉庫や漁船などが建ち並ぶなか、古い街並みや海をながめるのもいいですね。ゆったりとした、気持ちの良い時間が過ごせます。
丸亀城
1642年(寛永19年)に標高66mの亀山に築かれた平山城。別名亀山城。「石の城」と称される通り、丸亀城は石垣の名城として全国的に有名な観光スポットです。
日本にある大手門と天守が当時のまま残る3つの城のうちのひとつです。内堀から天守にかけて積み重ねられた石垣は、”扇の勾配”と呼ばれる特長的で見事な曲線になっており、先人たちの知恵を垣間見ることができます。
丸亀城内観光案内所にある【うちわ工房 竹】では、うちわづくり体験ができます。(有料です)
栗林公園
高松市にある日本庭園(日本公園)である栗林(りつりん)公園。ミシュラン観光ガイドに「わざわざ訪れる価値のある場所」として最高評価3つ星に選定されたこともある香川観光には外せない名所です。
おすすめは早朝!観光客がまだ少ない9時までに行くことがおすすめです。六つの池、十三の築山、美しい緑あふれる松林など、広大な敷地を庭園散策してみてはいかがでしょうか。
また、春にはライトアップイベントもあります。約320本の桜がライトに照らされ美しい姿を見せてくれます。時期があえばこちらもぜひおすすめです。
サンポート高松
サンポート高松は、高松シンボルタワーやスポーツクラブなどがある香川の新しいイチオシスポットです。高松シンボルタワーにはさまざまな商業施設が入っていて29F・30Fは料理の鉄人がプロデュースする天空レストランでお食事も楽しめます。
玉藻公園(史跡高松城跡)
「玉藻公園」は高松築港駅から徒歩約5分の高松城跡に造られた公園です。国の名勝に指定された「披雲閣」があり、こちらは昭和天皇・皇后の両陛下が観光・宿泊されたこともあります。
春は桜、植木市、秋は菊花展など庭園ならではの催しものも開催されます。また、「シベリア超特急3」「春の雪」「椿三十郎」などの映画のロケ地としても採用されています。
せとしるべ(赤灯台)
香川の名所、サンポート高松のシンボル的存在のひとつ。19センチ四方の透過性のガラスブロック1600個を使い、世界初の総ガラス張りの灯台として1964年に設置されました。夜になると照明で灯台そのものが赤く発光します。昔も今も、その赤い光で海の安全を守り続けています。
仏生山公園
仏生山(ぶっしょうざん)公園は、温水プールや体育館が併設された健康運動公園。遊歩道も設置されていて小さなお子様のお散歩も安全にできます。芝生公園、親水公園、フィットネス広場など広大な敷地で大人も子どもも思い切り遊んで楽しめます。
高松平家物語歴史館
「高松平家物語歴史館」は朝日町にある四国の偉人や平家物語をテーマとした、リアルな蝋人形館です。中でも平家物語は17景にをリアルに再現されていて、歴史好きに外せない観光スポットです。
香川観光で食べたい絶品グルメ
香川県にはうどん以外にもたくさんおいしい食べ物があります。絶対たべておきたい要チェックの絶品グルメをご紹介します。
骨付鳥
鶏の骨付きもも肉1本を、焼いた香川県丸亀市のご当地グルメ。丸亀にある居酒屋「一鶴」が売り出したもので、うどんに次ぐ香川県の名物です。
オリーブ
国内で生産されているオリーブの約95%はここ香川産。もちろん日本一です。なかでも「小豆島オリーブオイル」は香り、風味、色すべてが最高クラスです。この「小豆島オリーブオイル」から作られるエキストラバージンオイルは搾りたてオリーブのフレッシュな香りと風味が楽しめます。
おいりソフト
「おいりソフト」とは香川名物の「おいり」というあられをソフトクリームにトッピングしたもの。カラフルなあられの見た目のかわいさからSNSからじわじわと注目が集まっています。さらに、この「おいり」は嫁入り道具に使われていることもあって、食べると良縁に恵まれるとか♡
和三盆

あっさりとした甘さや風味のよさから和菓子の高級材料ともなるこの讃岐和三盆は香川ではあまりに有名。この讃岐和三盆そのものを固めたお菓子は干菓子の代表格です。桜や梅などの形になったこのお菓子はお土産としても最適です。
なすそうめん
その柔らかさと甘みが特徴の三豊なすと、小豆島のそうめん、伊吹島のいりこを使った香川県の郷土料理です。いりこで出た深い風味のだしがなすによく染み込んで、暑い夏でもさっぱりと食べられます。
名物かまど
卵をたっぷりつかった、やさしい味のおまんじゅうのようなお菓子です。香川のゆるキャラ「かまどちゃん」のモチーフにもなっています。
かっしゃ焼
見た目はたこ焼きですが、じつは中身はたこではなく鶏肉が入っています。しかも鶏肉はカレー風味です。ソースは四国特有の甘めのものがかけられています。カレーのスパイスともよく合います。
香川観光で絶対食べたいうどんの名店

「うどん県」ともよばれる香川県。やっぱりうどんは外せません。香川には600軒を超えるうどん屋さんがあり、人口に対する比率は日本一です。そんな香川のうどん屋さんの中でも特におすすめの名店をご紹介します。
さか枝
香川県庁のすぐ裏のセルフうどん屋さん。観光客も地元の方にも人気でお昼時は混雑必須です。値段はやはり格安。かけうどんは小(180円)、中(210円)、大(240円)。天ぷらを頼んでもひとつ90円。
朝5時から開店しているので朝ごはんに立ち寄って時間を有効に使えます。
わら家
「ざいごうどん」のわら家。ざいごとは”在郷(ざいごう)”が訛った言葉で、いわば「いなかうどん」といった意味。湯でたてを提供するこだわりと、茅葺屋根の店舗の雰囲気を楽しみながら、存分に「いなか」を味わえます。
山越うどん
一度はメディアで見たことあるかもしれません。釜玉うどんブーム発祥の地。お庭でいただくもちもち麺はやみつきになりそうです。
宮武
麺も汁も温があつあつ。麺が温、汁が冷があつひや。麺が冷、汁が温がひやあつ。ひやひやは、両方が冷たいおうどんを言います。とにかくコシが強い手打ち麺。店主も親切でまた行きたいと思える名店です。
なかむら
こちらは細い麺が特徴。昔はお客がネギを畑から抜いてハサミできるシステムがありましたが、今はないようです。メディアにも紹介された大人気店ですので行列は覚悟を・・。
長田 in 香の香
こちらはTheシンプルといった感じのうどん屋さん。シンプルにうどんを楽しみたいならこちらがおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。香川にはどんな旅人でも受け入れてくれるような、瀬戸内海の穏やかな海が育んだ優しい魅力が街にあふれています。
歴史を感じに、海を感じに、そしてやっぱり「うどん」を食べに、今度の週末は香川に出かけてみてはいかがでしょうか。
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