香川県のグルメといえば、真っ先に浮かぶのは讃岐うどんでしょう。本記事では讃岐うどんなどのグルメを中心に香川県の魅力をご紹介していきたいと思います。
香川県で有名なグルメ、小豆島そうめん、オリーブ、骨付鳥など、香川県のグルメを代表するものをチェックしていきましょう。
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香川グルメ「骨付鳥」の絶品を味わえるお店

出典:http://r.gnavi.co.jp/46j737070000/
香川県はうどん県としても有名ですが、骨付鳥が隠れた名物として食通には好まれるそうです。食通よ、頼むから隠さないでくれ、隠されたら今の時代、我慢することに耐えられなくなってきている私たちが怒るぞ、なんて思いますが、皆さん、どう思います?
骨付鳥 一鶴 丸亀本店

出典:http://www.mesiuma.com/blog/67.html
横浜に1店舗、大阪に2店舗、高松、丸亀にそれぞれ3店舗ずつあります。
骨付鳥の特徴としては、おやどりとひなどりというのがあって、おやどりは噛みしめる旨さ、ひなどりは柔らかくジューシーな旨さを楽しむことができます。店内外の雰囲気からどう見ても居酒屋なので、サイドメニューなども居酒屋らしい物が多いです。
一鶴流の骨付鳥の食べ方としては、骨の方を紙ナプキンかなにかで巻いて豪快にかぶりつき、お皿に残った肉汁をおにぎりやキャベツなどで吸い取って食べるというのが一番美味しいそうです。
蘭丸 本店

出典:http://gourmetkc.blogspot.jp/2014/10/blog-post_29.html
ここは高松市内にしかないお店で、骨付鳥は一鶴さんと同じくおやとひながあります。もとから居酒屋なので、普通に居酒屋で食べる順番で食べていくのがいいかもしれません。こちらは特にオススメの食べ方は無いようで、ハサミで骨から肉を切り離して食べるようです。
藤村精肉本店 骨付鳥・焼肉 ふじむら

出典:http://www.zenryokudori.com/eat/center/fujimura.html
もともと精肉店を営んでいて、それが転じて焼き肉レストランになったようです。レストランなので、居酒屋に見られるサイドメニュー的なものではなく、きちんとした一皿として出てきます。ここも骨付鳥はおやとひながあります。ただし、ひなが若と表記されていることに注意です!
とり料理 かど弦

出典:http://hirai-shokutsuu.com/restaurant/t_torikadogen.html
鳥を中心にしたメニューなので、居酒屋のような雰囲気です。サイドメニューがあり、居酒屋で出そうなものがズラッと表記されているので、完全に居酒屋ですね。骨付鳥は先に紹介した3つのお店と同じく、親鳥とひな鳥があります。ここの骨付鳥はあまり汁っけがないようで、そのままモグモグ食べられます。
鳥Shin

出典:http://www.jalan.net/gourmet/grm_foomoojH000305553/
ここも鳥がメインのメニューを出していますが、居酒屋のようなサイドメニューではなく、創作料理として出しているのでレストランに近い雰囲気で、オシャレです。もちろん焼き鳥などの普通のメニューもあるので、フッと立ち寄れるお店です。
骨付鳥については記載がどこにも見当たらなかったので、詳しいことはわかりません。ただ、お店は人気があるので美味しいのではないのでしょうか?
塩がま屋

出典:http://metabokawa.ashita-sanuki.jp/e497558.html
メインは讃岐うどんですが、お昼限定で定食セットメニューに骨付鳥定食が食べられます。この定食の骨付鳥が親鳥かひな鳥かを選べるかどうかはわかりません。定食には骨付鳥の他に、うどんとおにぎり2個、小鉢が出ます。
この骨付鳥は汁っけがあるようなので、一鶴さんと同じ食べ方を、定食についてくるおにぎり2個で実践することができますね。
香川グルメ「うどん」の絶品を味わえるお店

さきほど香川県はうどん県として全国的に老若男女を問わず有名だといいましたが、そのうどん王国香川でうどんの味には厳しい地元の香川県人が、舌をうならせるほど美味しいと評価したお店を紹介していきます。
出典:https://ecollabo-jp.com/product/468
うどん市場 兵庫町店

出典:http://metabokawa.ashita-sanuki.jp/e705103.html
うどんの種類が多く、サイドメニューも天ぷらだけでなくいろいろなものがあるようです。全国的に展開している丸亀製麺も讃岐うどんが元のようで、私も何回か入ったことがあるのですが、ああいう立ち喰い蕎麦屋ではないですけど、それに近い形式のお店なのでしょうね。
あなぶき家 津田の松原SA 上り線うどんコーナー

出典:https://tabelog.com/kagawa/A3704/A370401/37001535/
一瞬、目を疑う人がいるのではないではないでしょうか。私も目をこすって確かめましたが、確かに美味しいことで有名だそうです。サービスエリアのものってそんなに美味しいってイメージありませんが、香川県はうどん県で、香川県人はうどんをこよなく愛しています。
どこにうどんがあろうが美味しくなくては我慢できない。県民性が否が応でも、うどんを美味しくしているのではないでしょうか。
人類の食に対する執念はここまで来たのか・・・。・・・次、いきましょうか。
手打十段 うどんバカ一代

出典:https://tabelog.com/kagawa/A3701/A370101/37000242/dtlrvwlst/4559192/
休日には並ぶ人の長蛇の列ができるほど、人気のお店です。ただ、接客に些か問題があるのか、品質には大変満足したが、サービスのせいで店に対する印象はあまり良くないという評価が一定数見られます。人が多くなるとどうしてもアルバイトなどを雇わないとお店を回すことができないので仕方がないでしょう。
山越うどん

出典:http://www.jalan.net/gourmet/grm_guide000000173215/
古くからある製麺所で、以前は卸を専門にしていたのですが、製麺所ブームで食事処を増設して今日まで営業しているうどん屋さんです。外で食べる形式で、夏と冬は熱中症対策、防寒対策をしなければなりませんが、景色を楽しみながらうどんを食べられるのはとても気持ちいいと思います。
長田 in 香の香

出典:http://blogs.yahoo.co.jp/kiyoshikuroda/14599540.html
メニューはとてもシンプルで、4種類のうどんに加えて、いくつかのサイドメニューがあるだけです。ホームページにもありましたが、麺とつゆの味だけで勝負するというのがこだわりなのだそうで、実際にとても美味しいそうです。ここも歴史的には長いお店なので、味は確かというのは年数からして折り紙付きなのですが。
うどん本陣 山田家 本店

出典:https://tabelog.com/kagawa/A3701/A370101/37000002/
写真だけを見てわかることが一つあります。敷地がとっても広いです。しかもなんと国指定重要文化財です!ここで食べるというだけで格別ですが、その食べるうどんも少数精鋭の熟練うどん職人たちが打った味わい深いうどんを頂くことができます。
メニューは季節限定が4~6、うどんが8種類、定食が5種類、ごはんものが6種類、一品物が7種類と、豊富なメニューです。また、懐石や鍋もあるようなので、寒い冬にお店を訪れるときは体を温めて帰れますね。
その他の有名香川グルメ

隠れた名物、骨付鳥と全国的に有名な隠れていない名物、讃岐うどんの美味しいお店を両方紹介してきましたが、ラストはそれ以外の有名になるかどうかの瀬戸際にいる美味しい方々を紹介していきます。ちなみに私はこの紹介するものの中で小豆島のそうめんとオリーブしか知りませんでした。記事書くくらいですから知っておかないとですね。
名物かまど

出典:http://liuliu-sabo.blogspot.jp/2011/12/blog-post_22.html
透明なプラスチックの小袋に分けられて箱に入っているのですが、ひと目見て「かわいいっ!」って思いました。見た目からわかりますが、和菓子です。手亡豆と呼ばれる豆を原料に、卵を溶いた生地で包んで、塩を炊くかまどの形にして焼き上げたお菓子です。おいしそう。
小豆島手延素麺

はい、私が知っていた1つ、小豆島のそうめんの登場です。調べてみたんですが、小豆島のそうめんは夏だろうが冬だろうが関係なく美味しいのだそうですね。まぁ、私はそうめんあまり好きじゃないので食べないと思いますが。このそうめん、作るのに2日以上かかるので驚きです。丁寧に仕上げているから食べた人を唸らせるのかもしれませんね。
あん餅雑煮

出典:http://colocal.jp/news/64098.html
最近テレビや雑誌で正月の変わり種雑煮として挙げられることが多くなって有名になっているのだとか。具材として定番なのは大根と人参で丸く切ることで1年を平和に暮らすことができるように、という願いが込められているのだそうです。餅は甘い餡餅を入れることが多いですが、塩餅を入れることもあるそうです。
汁が白いですが、これは白味噌を使っているからです。餅との相性が気になりますが、初めて食べた人は大抵この味の虜になってしまうそうですよ。
おいり

本来、嫁入り道具の一種として近所や結婚式に配るお菓子だったそうです。現在もその使い方は廃れていませんが、お土産物としても購入できるようになりました。原料は餅で、サクサクしているのかと想像しますが、実際は口に入れると溶けるようになくなるのだそうです。美味しそうですね。
カンカン寿司

出典:http://sanuki-asobinin.seesaa.net/
春や秋の保存食、おそらく弁当などとして食べられていたものです。具は瀬戸内海で捕れる、春、秋に旬な魚を使うそうです。長方形の寿司枠で作るのですが、栓を打ち込むときに木槌でカーンカーンと打ち込むことからこの名前がついたそうです。
しょうゆ豆

正月にいただく黒豆みたいですが、こちらは程よい硬さで塩辛いです。原料はそら豆で、焦げ目がつくまでよく炒った後、砂糖、醤油、みりん、唐辛子をあわせたたれに入れて、一晩漬け込むと出来上がります。香川県では給食として出ることもあるくらい香川県内では馴染みのあるものです。
かっしゃ焼き

見た目大阪のたこ焼きですが、中身は別物。なんと中身はカレー味の親鳥を割いたものが入っています。「かっしゃ」というのは、鶏肉を意味する「かしわ」が訛った言い方です。元は30年近く前にあった小さなお店が出していたメニューで、そのお店がなくなってから味を忘れられなかったリピーターが現在の形まで整えたのだそうです。
オリーブ

瀬戸内海に面する地域や島は地中海原産のオリーブを栽培するには良い場所で、20世紀初頭からオリーブの生産が始まりました。そのオリーブが日本で初めて成功したのが香川県小豆島です。現在でも初めて栽培に成功したオリーブ園は残っているので、香川県でうどんを食べたついでによってはどうでしょう?
まとめ
香川県のグルメ、どうでしたでしょうか?私はうどんもそうですが、かっしゃ焼きに一番惹かれました。どこか近くで売ってないかな・・・。
意外に思ったのが、多種多様に食文化が発達していることですかね。こう、地域の伝統にとらわれていない意外性のあるグルメで、香川県といえばみたいな偏見をなくしてくれる、いい意味での食の変化がとても印象に残りました。今後は今回紹介した香川県だけでなく、全国的にこういう変化が続いていくといいですね。
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