
伊豆シャボテン動物公園は、1500種類のサボテンを観賞できることで有名な動物公園です。
世界でも類を見ないサボテン狩りを体験することができ、また、公園内に放し飼いされている120種類近い動物たちと近い距離感で触れあいを楽しむことができます。
メディアでも取り上げられることが多いカピバラの露天風呂の入浴を見ることもでき、多くの癒やしを感じることができます。
本記事では伊豆シャボテン公園の魅力と楽しみ方についてご紹介していきます。伊豆へ旅行を予定されている方は、是非本記事を参考に、伊豆シャボテン公園への旅行を検討なさってみてください。
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伊豆シャボテン公園のサボテン狩り
伊豆シャボテン公園の園内では、世界各国から集めた約1500種類ものサボテンを観賞することができます。それぞれの地域で生息しているサボテンの種類ごとに、下記の種類の温室が施設として用意されています。
- メキシコ館
- マダガスカル館
- 森林性シャボテン館
- アフリカ館
- 南アメリカ館
日本にいるとサボテンと日常的に触れあう機会というのは中々恵まれることはありませんが、世界には豊富な種類のサボテンがあり、また地域毎にサボテンの特徴があることが分かります。
伊豆シャボテン動物公園に行かれた際には、まずこちらの5つの温室で、お気に入りのサボテンを見つけてみて下さいね。
シャボテン狩り工房
上記の5つのエリア毎のサボテン温室を抜けると、「シャボテン狩り工房」という施設に出会います。
こちらの工房では豊富な種類のサボテンや多肉植物を販売しており、自分好みのサボテンを一つの植木鉢に集める「サボテン狩り」を体験することができます。
サボテン狩りをできるのは世界各国で伊豆シャボテン動物公園だけですので、是非自分だけのサボテン植木鉢を作って記念のお土産として持ち帰ってくださいね。
伊豆シャボテン公園の動物

伊豆シャボテン動物公園は、サボテンだけでなく、豊富な種類の動物が放し飼いで飼育されており、とても近い距離感で動物たちを観賞することができます。
孔雀やリスザル、ペリカン、アフリカハゲコウ、各種のコンゴウインコなど120種類ほどの動物が放し飼いにて飼育されており、アニマルショーやふれあい体験、エサやり体験もすることができるので、カップルやファミリーで遊びに行くのにもおすすめです。
園内はそれぞれエリアに区切られており、それぞれのエリアに動物達が飼育されています。それでは、各エリア毎に放し飼いされている動物たちを見ていきましょう。
チンパンジーの島、チンパジアム
チンパンジーの島にはオス1匹、メス2匹が仲良く暮らしていますし、チンパジアムにもメス2匹、オス1匹が暮らしています。
各チンパンジーには名前や特徴がありますので、伊豆シャボテン動物公園に訪れる前に是非チェックしてみてくださいね。
温室内の動物
温室内にナマケモノ、シロムネオオハシのカップルと、パカ、ミナミコアリクイなどがいます。
パカはとても臆病な正確で、かつ夜行性なため、日中は中々見ることが難しいかもしれません。しかし、とても愛くるしい姿の動物ですので、見た人の心を魅了すること間違いありません。温室を観光している時には、是非探してみて下さいね。
カンガルーの丘
カンガルーの丘にはワラビーやカンガルー、コクチョウがいます。カンガルーはその見かけによらず、一歩の歩幅が非常に長いので、もし走っているところを見ることができたらさぞ驚きになられることでしょう。
しかし、観賞する際には、驚かせたりせず、静かに楽しむようにしましょう。
バードパラダイス
バードパラダイスではその名の通り、豊富な種類の鳥を観賞することができます。普段見ることの出来ない、珍しい鳥や色鮮やかな鳥に、子供から大人まで目を奪われるでしょう。
ハシビロコウ、オオサイチョウ、ホオジロカンムリヅル、ベニイロフラミンゴ、インカアジサシなどがいますので、是非全種類ウォッチを目指してみてください。
噴火湖
噴火湖にはシロテテナガザルやワオキツネザル、ジェフロイクモザル、フラミンゴ、コブハクチョウなどがいます。
なんとも面白い姿のサルたちがおり、また美しいフラミンゴの集団も見ることができます。
わくわくモンキーハウス
わくわくモンキーハウスにはヨツユビハリネズミやフクロモモンガ、スキニーギニアピッグ、モルモット、うさぎ、インコ、ブラウンキツネザルなど小動物がいます。
ここでぜひ見ておきたいのが最大で10キロにもなる大型うさぎのフレミッシュジャイアントといううさぎです。ちなみにこの名前はフランスの巨人という意味があります。
わくわくモンキーハウスでは、ふれあいを楽しむことができますので、珍しい小さな動物たちと優しく触れあって癒やされましょう。
カピバラ虹の広場
カピバラ虹の広場周辺にはミーアキャットやプレーリードッグなどもいます。そしてこの公園の名物といえば忘れてはいけないのがカピバラの存在です。
虹の広場にはカピバラファミリーがいますが、露天風呂にも別のファミリーがおり、4つ子もいるのでかわいらしいです。また噴火湖にあるカピバラ池にも2頭のオスがいます。
カピバラの露天風呂にはきれいな色鮮やかな花がたくさん浮かんでおり、そこにカピバラが入浴している姿はなんとも言えず癒やされると評判です。
伊豆シャボテン公園のレストラン、お土産ショップ
園内にはレストランやおみやげなどを購入できるショップがあります。
伊豆シャボテン公園のレストラン
レストランでは室内席とテラス席がありますが、天気が良ければ園内の様子がよく見えるテラス席で食事をするのも良いです。テラス席は180席ほど用意されています。このレストランのおすすめはサボテングリーンカレーやジンギスカンバーベキューなどです。
また、中華や和食、パン、ファーストフードなど、豊富な種類の料理を楽しむことができますので、食事に好みがある方でも安心です。
中華のお店ではサボテンラーメンを食べることができ、またベル・ステーションというサボテンを使ったファストフードのお店では、下記のようなサボテン料理を楽しむことができます。
- シャボテンソフト
- シャボテンバーガー
- シャボテンホットドッグ
- シャボテンソースやきそば
- シャボテンエビピラフ
- シャボテンジュース
他ではなかなか口にすることができないメニューですから、この機会に挑戦してみるのも良いのではないでしょうか。
伊豆シャボテン公園のお土産
おみやげ専用のおみやげ館もあります。名物のカピバラにぬいぐるみやおまんじゅう、オリジナルグッズの他、サボテングリーンカレーのインスタントなども販売されています。
こちらも思い出としておみやげには良いですし、記念にもなります。またそれぞれの季節でイベントごとなども開催されていますので参加するのも思い出になります。
石像と触れあえる伊豆シャボテン公園
またサボテンといえばメキシコということで、古代メキシコの文明に触れることができる石像などを見ることができます。
トルテカ文明の頃の戦士の石像は、トゥーラにあるトラウィスカルバンテクートリ神殿入口の屋根を支えていた巨大な石柱で、高さは4.6mあります。
マヤ文明の羽毛の蛇像もあり、こちらは頭を下にして、尾は空に向かって跳ねあげている羽毛の蛇の石柱です。ワステカ文明や紀元前頃に栄えたオルメカ文明、オアハカ文明などあまり名前を聞いたことがないような文明の像もいくつもたっています。
ここでしか見られない像もありますから、歴史上のそれぞれの文明についてさらに深く知るためのきっかけにするのも良いでしょう。
伊豆のシャボテン公園へのアクセス方法
伊豆にある「シャボテン公園」は熱海駅から伊東線で伊東駅まで移動し、そこからから東海バスで約35分もしくはタクシーで約25分ほどで到着できます。
車で移動する場合は東名高速道路の沼津ICから国道1号線・国道136号線・宇佐美大仁線・国道135号線などを経由して1時間30分ほどで到着できます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?伊豆シャボテン動物公園は、世界中のサボテンと、可愛い動物たち、メキシカンな雰囲気に溢れる園内を楽しむことができる魅力的な観光スポットです。
伊豆にカップルやファミリーで旅行に行く際には、是非伊豆シャボテン動物公園にお立ち寄りください。
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