Home / 国内旅行 / 北海道 / 北海道を体験できるおすすめレジャースポット「札幌芸術の森」

北海道を体験できるおすすめレジャースポット「札幌芸術の森」

北海道を体感できるレジャースポットの一つとして札幌芸術の森があります。本記事では札幌芸術の森の歴史や概要、楽しみ方についてご紹介していきます。

スポンサードリンク

札幌アートパーク構想

1977年3月、札幌青年会議所が当時の板垣市長に21世紀の文化都市札幌にふさわしいシンボルとして「札幌アートパーク構想」を提案しました。

これを受けた札幌市は、大自然の中に創造性に満ちた芸術環境をつくろうというコンセプトのもと、「制作、研修」「情報、交流」「発表、鑑賞」という三つの機能を持った札幌芸術の森の基本構想を打ち出しました。1970年代の札幌市は最も激動を見た時代でした。

1970年には人口が100万人を突破しました。翌年の1971年には地下鉄が開通するとともに、初の本格的地下街がオープンしました。

1972年には2月に第11回冬季オリンピック札幌大会が開かれ4月には政令都市へ移行して7区が誕生するなど、世界的にも有名な大都市へと変化していきます。

それまでは、歴史が浅く伝統文化を持たない辺境の街と見られがちだったこの都市が、京都や神戸などと肩を並べる日本の10代都市の一つへと成長したのです。

また、市民の皆さんの中にも札幌市が名実ともに100万都市にふさわしい都市基盤を整備するとともに、近代的な文化都市へと発展する期待が高まった時代でもありました。

札幌芸術の森の建設

こうして多方面からの多くの期待を集めて、1984年、3期15年の札幌芸術の森建設が始まりました。第一期は3.5ヘクタールに55点の彫刻を配置した野外美術館、優れた工芸作品の展示と織物、染色作品の製作工程が見学できる工芸館、自ら作品制作を体験できる陶工房、木工房、長期滞在して絵画や彫刻、その他の制作ができる5棟のアトリエ、時間的な制約や音漏れなどの心配なく音楽の練習ができるアートホール、また管理運営の中核施設でレストランやミュージアムショップを併設した芸術の森センターなどの建設を行い1986年7月27日にオープンしました。

この後、1988年から1991年にかけて、近代から現代までの優れた彫刻や現代美術が鑑賞できる芸術の森美術館、国際的な音楽教育を目ざすパシフィックミュージックフェスティバルのメイン会場ともなる5000人収容することができる野外ステージ、野外美術館の彫刻増設などの第二整備が行われました。

そして1992年から1999年にかけて団体見学される皆さんが陶芸や七宝などを体験することができるクラフト工房、イスラエル出身の世界的なアーチスト、ダニカラヴァンによる空間造形作品を野外美術館に加えるなどの第3期整備を行い15年にわたる芸術の森整備が完結をみました。

札幌芸術の森のソフト事業

芸術の森では、施設の特色を生かして様々なソフト事業にも積極的に取り組んできました。

中でも、スイスから第一級の講師を招いてダンサーの身体の理解と保護を基調とした独自のレッスンを行うバレエセミナーは国内のバレエ教育に大きく貢献し国際的にも活躍し有名な熊川哲也などのトップダンサーを輩出しています。

また、工芸作品を全国公募して展示するクラフト全国公募展、ビアジョッキとビアマグだけの全国公募展「ビアマグランカイ」はいずれも全国から1000年を超える新進気鋭の作家たちの応募があり展覧会も本州の数都市を巡回するなど、札幌文化事業として高い評価を得るようになりました。

最近では、野外ステージで行う「札幌ジャズフォレスト」も夏の風物詩の一つとなっており人々から愛されています。またジャズプレイヤーの底辺を拡大するために2000年から始めた小学生対象のジュニアジャズスクールもユニークな取り組みとして各方面からの期待を集めています。

札幌芸術の森のイベント。事業

開演15周年を迎えた2001年はこれまでのご愛顧への感謝とさらに多くの皆さんにご利用いただけるように21世紀の札幌における芸術文化の可能性を模索するような多彩な事業を展開しました。

メインイベントと位置づけた複合文化イベント「ピープル2001」は正解的なファッションデザイナーの山本寛斎氏演出のファッション元気主義イン札幌を中核とし、若者たちに人気の音楽グループ「19」の野外ライブコンサート、芸術の森全施設を無料開放して参加型の低術文化イベントとしたフィールドアート空間などを開催氏、およそ3万人の人々が集まりました。

まとめ

森に囲まれた40ヘクタールの緑の空間はそこに身を置くだけで日々の生活や仕事の疲れが癒されます。21世紀の札幌の芸術の森は、その恵まれた自然環境と芸術文化を通して人々の心にゆとりと豊かさをもたらし続けるために独創的な芸術の創造と個性的な文化を発信する施設として成長し続けています。

北海道を体験できる一つのレジャー施設としておすすめです。住宅が立ち並ぶ国道453号線を支笏湖へ向かって進んでいくと、石造りの門が右手に現れます。自然の植生を最大に生かしてつくられた広大なアートエリア、札幌芸術の森、親しみを込めて「芸森」とも呼ばれているこの場所を一度訪れて北海道の育てた芸術を体験したいものです。


スポンサーリンク

Check Also

ぜるぶの丘の観光の魅力とおすすめの見所

北海道と言えば、美味しいグルメ …