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世界遺産「醍醐寺」の観光の見どころ

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京都と言えば古く歴史ある日本独特な趣が人気の観光地であり、数多くの神社仏閣を訪れることができることでも知られています。近年は外国人観光客にも特に人気で、その人気の一角を支えているのが世界遺産にも登録された醍醐寺なのです。

世界遺産に登録されたことで京都と言わず日本を代表する文化財として認められ、数多くの観光客が訪れるようになりました。ただ、ひと口に醍醐寺と言っても非常に広大な敷地にまたがっているため、どこをどう見れば良いのか迷ってしまうという人も多いでしょう。

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醍醐寺の歴史

そもそも醍醐寺とは、874年に創建された200万坪もの広大な敷地に建ち並ぶ寺院のことを指します。古来より修験者の修行場として親しまれており、醍醐天皇が醍醐寺を祈願寺として定めたことで手厚い庇護を受けるようになりました。庇護を受けたことで豊富な財力を得、周辺一帯が下醍醐と呼ばれて栄えることになりました。本来は真言宗醍醐派総本山の寺院であり、もともとは空海の孫弟子であった理源大師聖宝という人物が開山したのが始まりとされています。

醍醐寺の観光のみどころ

この場所の観光で外せないポイントと言えば上醍醐と下醍醐、それに三宝院の3つが挙げられます。

3つとも満喫しようと思ったらかなりの時間と体力が必要になるので、スケジュールには余裕を持っておきましょう。上醍醐から下醍醐まで移動するだけでも険しい山道を1時間以上も歩くことになってしまうので、かなりの覚悟が必要です。

上醍醐が魅力的

まず上醍醐ですが、ここは西日本でも随一の険しい札所として有名です。醍醐山の頂上付近にあり、昔は女人禁制の聖地として崇められてきました。創建当時から人々の喉を潤してきた醍醐水という湧水が湧いている場所で、現在では取水制限がかけられているのでそのまま味わうことは難しいですが、境内の売店ではお土産として醍醐水が売られています。非常に柔らかく甘みのある水で、そのままでもお茶やコーヒーを作っても美味しく味わえます。また、上醍醐には国宝の薬師堂や清滝宮拝殿などが建てられており、山道を登り切ったご褒美として疲れを癒してくれることでしょう。

下醍醐や五重塔

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険しい上醍醐とは逆に、下醍醐は非常に華やかな雰囲気に満ちています。

金堂や三宝院、大伽藍などの華やかな建築物が建ち並び、京都を代表する最古の建造物として知られる五重塔もここに存在しています。五重塔はその歴史的価値はもちろん、年に一度行なわれる万灯会というイベントでは美しい黄金色にライトアップされた珍しい姿を楽しむこともできます。金堂は五重塔と共に国宝に指定されており、かの豊臣秀吉によって建立された醍醐寺の中心部に位置するお堂になっています。この他にも様々な建築物や仏像などを見ることができ、重要文化財や国宝など文化的な面でも大きな感銘を受けることができます。

美しい自然も楽しめる

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また、この場所の楽しみは建築物ばかりではありません。

1年を通して様々な花や植物が咲き誇り、日本の美しい自然を堪能することもできるのです。秀吉が開催した「醍醐の花見」という催し物があるように、桜の美しさは全国的にも有名です。市内でも最古といわれるソメイヨシノを始め、遅咲きのヤエベニシダレザクラや太閤千代しだれなど多種多様な800本もの桜が所狭しと植えられており、春になればそれは美しい桜色で埋め尽くされます。参道には桜のトンネルも現れ、樹齢ゆうに100年を超える立派な桜は一見の価値ありと言えるでしょう。3月から4にかけてが見ごろとなり、毎年20万人以上もの人が花見に訪れる人気スポットにもなっています。

季節ごとに見どころが生まれる

夏には鮮やかな緑色に色づいた木々が建造物を取り囲み、自然の力強さとパワーを感じることができます。毎年8月5日には万灯会が行われ、1000以上の置灯篭や提灯が幻想的な光景を醸し出してくれます。そして秋の紅葉シーズンになれば、まるで錦絵のように深紅に色づく木々がこの上ない美しさを演出してくれます。特に弁天堂は真っ赤に燃える紅葉の中、池の上に浮かぶように佇む姿が非常に美しく必見です。秋の京都はいたる所が紅葉の名所として知られていますが、中でも醍醐寺は紅葉の美しさはもちろん、市内からある程度距離があるため紅葉狩りの人もそれほど多くなく、静かに美しい景色を楽しみたい人には最適な場所になっています。特に三宝院周辺は紅葉はもちろん、萩の花やなど他の花々もとても綺麗です。

冬の幻想的な美しさ

さらに、冬になって雪が降り積もった境内も、まるで絵巻物のような幻想的な美しさを感じることができます。この時期は観光客も少ないので、ゆっくりと静かに楽しみたい人には最適です。

このように、古き良き仏教建築を楽しめるのはもちろん、四季折々の自然の美しさを満喫することができます。見どころが満載の場所となっているので、時間に追われることなくゆったりと回ってみたほうが良いでしょう。お茶屋や精進料理などの食べ物も名物となっているので、まさに1日中腰を落ち着けるくらいのつもりで訪れてみてはいかがでしょうか。


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