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花の醍醐で有名な醍醐寺の大紅桜の見ごろ時期と楽しみ方

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京都の伏見区にある「醍醐寺」は太閤・秀吉公が愛したといわれている桜の名所で、贅をこらした花見の会を行なっていたことから「花の醍醐」と呼ばれることもよくあります。現在はおよそ1000本の桜が春になると満開となり、人々の目を楽しませます。咲くのはカワヅザクラ、シダレザクラ、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、ヤエザクラなどがありますが、特に有名なのは三宝院のオオベニシダレと金堂そばのオオヤマザクラです。約3週間ほど美しい花を咲かせ続けます。

例年の見ごろは3月下旬から4月上旬にかけてとなっており、4月10日頃には豊太閤大観桜行列も行なわれます。アクセスは公共交通機関を利用するのであれば地下鉄東西線の醍醐駅から徒歩約10分ほど、JR山科駅から京阪バスに約20分ほど乗って醍醐三宝院まで行き、下車してすぐの場所となっています。車で出かける場合は名神高速京都東ICから約20分ほどで到着することができます。駐車場も250台分ありますので、そちらを利用するのが良いでしょう。

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醍醐の花見の歴史

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ちなみに醍醐の花見が開催されたのは慶長3年(1598年)4月20日のことでした。醍醐寺の三宝院の裏にある山麓で行ったこの花見には妻の北政所、息子の秀頼、そしてその母の淀殿などの他、たくさんいる側室、諸大名の妻・女中に至るまでなんと1300人もの人々を従えて盛大に催したといわれています。

この花見を開催するために秀吉自ら何度も足を運び、殿舎の造営、庭園の改修を行なった他、醍醐山の山腹に至るまで伽藍全体に約700本もの桜を植えました。現在、美しく咲いている花の多くはこの時に植樹されたものであるといえるでしょう。茶屋が設けられて茶会や歌会などが行なわれていました。秀吉はこの5か月後に亡くなっています。この時に詠まれた和歌の短冊が今も保存されており、三宝院に「醍醐花見短冊帖」という名前で保管されています。

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醍醐寺は世界遺産に登録されていますが、いくつかの国宝や重要文化財などもあります。国宝となっているのは平安時代につくられたといわれている五十塔で、亡き醍醐天皇の冥福を祈るために朱雀天皇が起工し、出来上がったのは951年頃だとされています。京都府内では最古の建造物で、中には日本密教絵画の源流をなすといわれている壁画があります。縦119.1cm・横54.8cmある「地蔵菩薩像」は鎌倉時代につくられたもので重要文化財となっています。同じく重要文化財なのが江戸時代に俵屋宗達によって描かれたのが「金地著色・舞楽図」です。

醍醐寺のみどころ

みどころは参道の桜のトンネルから始まり、仁王門の方面を歩いていると右手にはひときわ大きく咲き誇るシダレザクラがあります。樹齢180年のこの桜は花びらそのものが大きい上に枝ぶりも大きいので間近で見ると迫力があります。霊宝館のものですが、この辺りはサクラと苔のコントラストを楽しむことができるみどころとなっています。写真撮影をするにもぴったりなので、カメラを用意しておくと良いでしょう。

お得なチケットで境内を見て回ろう

ただし醍醐寺の境内自体は無料で見てまわることができますが、霊宝館、三宝院、伽藍などはそれぞれ拝観料が数百円必要となります。この3つ全てを見たい場合は全てに入ることができるお得なチケットを購入しておくのがおすすめです。3つの施設全てであれば1500円チケットを、2つの施設だけなら1000円チケットを購入しましょう。参道を通ると京料理を食べることができる茶屋がありますので食事をここですませてからゆっくりと過ごすのも良いです。

国宝「五十塔」

そしてさらに進むと国宝である五十塔を眺めることができます。この五十塔の周囲にもたくさんの大きさがありますし、樹齢100年の大きなしだれサクラもここで見ることが可能です。こちらは同じ敷地内でもサクラの開花が早いので3月末くらいが散策のベスト時期だといえます。

そして五十塔の前にある朱塗りの金堂、同じく朱塗りの弁天堂、そしてオオザクラ、緑の苔とのコントラストが非常に美しく、写真撮影する方が多いスポットです。池にそれらが映りこむ様子は情緒があり、日本の春の美しさを感じることができます。この弁天堂周囲のサクラに関しては満開になるのは4月半ば頃なので、他のスポットで満開状態を見ることができなかった時にはここでゆっくりと花を愛でることもできます。

最大のみどころ「三宝院」

そしてぜひとも見ておきたいのは霊宝院の向かいにある三宝院です。三宝院は総門の左側にあり、いわゆる醍醐寺の塔頭寺院にあたります。ここでは特別名勝となっている回遊式庭園に足を運ぶのがおすすめです。この庭園は醍醐の花見のために秀吉公自らが設計して作らせたといわれています。

池を真ん中にして滝や島、橋などがあります。そして大玄関前にあるのは大きな紅シダレザクラです。この木は散り始めが非常に美しく、サクラの絨毯をあえて撮影するのが人気となっています。このシダレザクラのそばには木のイスが用意されていますから、あいていればゆっくりと時間をかけて眺めることもできます。


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