
世界で最も人気のある観光都市の一つであるバンコク。できれば安い航空券を手に入れて、何度も訪れてみたいですね。
ある航空券比較サイトによる調査結果では、航空券が一番安く買えるタイミングは出発の約20週前(4~5カ月前)であるとか。さらに、出発の8週間前までが平均より4~5%ほど安く買えるというデータもあります。
そういうことも参考にして、バンコクへの航空券を格安で購入する方法と、いくつか押さえておきたいポイントがありますので以下にご紹介します。
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オフシーズンが狙い目
バンコクへの航空券が一番高い時期(オンシーズン)は、ゴールデンウィークや夏休み、年末年始です。安く購入したいのでしたら、この時期を少しずらした6月、10月、11月が狙い目となります。また、春休みや卒業シーズンの3月もそれほど高くありません。
また、中国やタイの長期連休期間などによっても航空券の価格は変動するようですから、これらの繁忙期を避けたオフシーズンを選ぶだけでも、ほかの時期より格段に安く航空券が購入できます。
LCCの意外な利用法

バンコクへの航空券と一口にいっても、その価格は航空会社や系列によって違ってくることがあります。
たとえば、日系の航空会社(JAL、ANA)、タイの航空会社(タイ国際航空)、アメリカの航空会社(デルタ、ユナイテッド)、乗り継ぎのある航空会社(チャイナ・エアライン、シンガポール航空、中国国際航空)、LCC(ジェットスター、エアアジア、スクートなど)があります。
この中では、やはりLCCが安い場合が多いですね。さらに、意外にも、2つのLCCを組み合わせるとことで安くなるケースもあります。
ただ、LCCのなかには機内持ち込み荷物の重量や大きさの制限がある場合がありますので、乗り継ぎ時間を含めたフライト時間、この間の食事代なども含めて総合的に検討することが大事です。
さらに、違う航空会社を組み合わせた場合、運航の遅延によって乗り継ぎに間に合わないといったことも考えられますので、十分に余裕を持ったスケジュールをたてる必要があります。
提携カードでマイルを貯める
航空会社はVISA、Master Card、JCBなどの国際ブランドのクレジット会社と提携したクレジットカード(以下、提携カード)を発行しています。
普段の買い物などの支払いをクレジットカード払いにするとポイントが付きますが、提携カードはこのポイントを航空券(以下、特典航空券)に引き換えることができる「マイル」に変えることができます。
つまり、日常のお買い物や公共料金などの支払いを提携カード払いにすれば、その分のポイントが貯まり、マイルにすることができるのです。
このマイルへの移行ですが、100円につき1ポイントが付いて、それをマイルにする場合は100円で1マイルとなる場合が多いです。
ただし、航空会社はそれぞれアライアンス(航空会社同士のグループ)に入っているので、バンコクまで就航している同じアライアンスの航空会社を選ばないと、せっかく貯めたマイルが効率よく使えなくなりますので、注意が必要です。
また、航空会社、あるいは提携カードの種類によっては、マイルに移行する際のレート、移行の手数料、シーズン別に必要な最低マイル数など、さまざまな規定があります。これらを総合的に判断して提携カードを選択してください。
旅行積立を利用する
旅行積立は、満期に受け取る金額と積み立てる期間をあらかじめ決めて積み立てる、金融機関の定期預金のような商品です。
当然ですが定期預金同様に、満期時には金融機関の利息に相当する一定の額が上乗せされた旅行券が受け取れます。
それも、商品によっては、低金利のこの時代に2%以上の利回りが期待できるものもあります。
積立には、毎月一定額を積み立てる方法と、一括払いして満期日に受け取る方法があります。一括積立のほうが満期時に受け取れる額が大きくなります。
また、積立プランには海外ツアーや海外航空券といった商品から選択して積み立てる場合もありますので、旅行会社や航空会社などに相談して選択してください。
総合的に比較する
インターネットで「格安航空券」などで検索すると、数多くの航空会社やツアーなどを比較するサイトがヒットしますが、「どれを選んでよいのかわからない」あるいは「一つひとつ覗いて決めるには時間もかかりそうでちょっと面倒」と感じている方も多いと思います。
そのような時に、海外ホテルの予約サイト、あるいは航空会社の予約サイトなどから、航空券とホテルを合わせて予約すると、結果的に航空券をお得にすることができます。
各予約サイトでは、独自のポイントを設けて、次回の旅行の時にそのポイントを利用してディスカウントできたり、あるいは、同じホテルに連泊すると宿泊代がさらにディスカウントされたりして、総合的にみて満足できる場合があります。
さらに、こういった予約サイトでは、空港税、サーチャージ料などすべてを加えた額が表示されていますから、単独で格安航空券を購入した場合との比較が簡単にできるので、さらに便利です。
旅行代理店のチラシにも注目
意外に知られていないのは、街なかや駅構内などにある旅行代理店の店頭に置いてあるチラシです。それも色紙に1色で刷られているような地味な1枚もの。
これは、「パンフレットには予算をかけない分、安くできました」という、いわばスーパーストアの特売セールを企画している場合もありますので、要チェックです。
まとめ

バンコクへの航空券を格安で購入する方法とポイントは、いかがでしたか?
今回のポイントは、オフシーズンを選ぶ、LCCを組み合せる、提携カードでマイルを貯める、旅行積立を利用する、宿泊予約サイトで宿泊と航空券をセットにする、旅行代理店のチラシを活用する、というものです。
これらのなかで、なにかヒントになるものがありましたでしょうか?少しでも参考になればうれしい限りです。
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