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小豆島の温泉の効果とおすすめ温泉

小豆島には実に様々な石が存在します。古くは江戸時代、大坂城築城のために切り出された花崗岩(かこうがん)の石材の残石が島内各地に残っていて、岩石の産地であった名残を随所に感じさせてくれます。

花崗岩は火成岩(かせいがん)の一種でマグマが冷えて固まった岩石のことを言います。小豆島を含む瀬戸内一体地域は瀬戸内火山帯、または二上火山帯(にじょうかざんたい)とも呼ばれ1000年以上にわたる深成岩(しんせいがん)の浸食により現在の地形が形作られました。

こうした火山帯の地形浸食によってつくられた小豆島の温泉は、独特な火山岩の痕跡が織りなす地形効果とその多くの泉質によって多くのゲストに楽しまれています。本記事では小豆島のおんせんの魅力とおすすめ温泉宿についてご紹介していきます。

小豆島への旅行を計画されている方は、本記事と温泉を満喫する方法を一緒に考えていきましょう。

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小豆島の温泉とは

小豆島温泉

瀬戸内地域は火山帯、つまり地下には多くのマグマが存在する一帯のため、多種の成分を含んだ温泉が各所に存在します。中でも小豆島は島内各所に温泉が点在しており、旅人の疲れた身体と心を癒してくれています。

小豆島温泉の特徴は源泉の湧き出る場所によって名称が違っているということです。小豆島温泉とは島内に湧出する温泉の総称で、6つの源泉により小豆島温泉オリビアンの湯小豆島温泉塩の湯オリーブ温泉サン・オリーブ温泉湯元オリーブ温泉里枝温泉に分けられています。

このうち最も多くの宿泊施設に提供している源泉が『小豆島温泉オリビアンの湯』で、その源泉はリゾートホテルオリビアン小豆島内にあります。その景観・眺望・地形・泉質等、各源泉それぞれが独自の特徴を有し、ゲストの心と身体を癒してくれています。

今回はそんな島の素敵な温泉達を紹介していきましょう。

大阪から高速艇で2時間半

小豆島は本州とも四国とも橋で繋がれていません。そのため唯一の交通手段が島を行き来する船舶となります。例えば大阪天保山~坂手港ルートは高速船で約2時間、また同じ高速船は神戸~坂手ルートにもあり約1時間20分の船旅ですが、穏やかで波静かな瀬戸内の景色を眺めていればあっという間の時間となるはずです。

立ち寄り湯もある

小豆島には立ち寄り湯もあります。島の主要港からもほど近く、島内観光後に立ち寄って旅の疲れを癒してから帰ることも可能でしょう。

泉質はアルカリ性単純泉が多いのですが、カルシウム・ナトリウム泉等の塩化物泉や単純放射能泉もあり様々な効能が期待できます。あなたの体調に合わせた泉質を選べばリフレッシュ効果抜群ですよ。

本州から、そして四国からわずか1~2時間の距離にこういったリゾートアイランドが存在すること自体驚きに値します。瀬戸内の魅力を存分に味わえるこの小豆島ですが、その上この充実した多種の温泉とあっては訪れないわけにはいきませんね。

日本でのオリーブ発祥の地小豆島

手延べ素麺や生醤油等多くの特産・名産品がある小豆島、中でもオリーブは日本発祥の地としての確固たる地位を築いています。別名「オリーブアイランド」として混じりけなしのピュアなエクストラバージン・オリーブオイルの生成や関連する特産品が沢山あります。

本当のエキストラバージンオリーブオイルというものがどういうものか、うまく説明することはできませんが・・・、敢えていうなら油というより、むしろオリーブのジュースに近い感じです。そしてオリーブのあの独特の香りはそのままに、爽やかで穏やかな心地よい「苦み」というのがあります。

スーパーに陳列してあるエクストラバージンオリーブオイルと銘打った商品の、酸化したスカスカの香りがまったくないのです。今まで使っていたものにはなんとなく喉を通る時に痛みのような「えぐみ」を感じましたが、それがまったくないことに驚きさえ覚えます。

それ程、「本場の本物」には味・香り・旨味がそろっているということでしょうか。そんな素晴らしい“恵み”を与えてくれるオリーブオイル、是非島に行って味わいたいものですね。

小豆島の日帰り温泉

小豆島魅力

本州からも四国からも船で2時間もあれば行けてしまう小豆島、是非、火山帯から湧き出た天然の温泉を味わってみてはいかがでしょうか。

ちょっと日帰りでというゲストには是非、小豆島の日帰り温泉がお薦めです。源泉の効能は元より、島の景観や穏やか気候、そして花崗岩たちが織りなす神秘の地形は是非、目に焼き付けておきたい記憶となるでしょう。

オリーブ温泉

土庄市街にある「マルナカショッピングセンター内」の天然温泉です。泉質は天然塩化物泉であり、カルシウム含有量は日本有数です。高血圧、動脈硬化、脳卒中、打ち身、切り傷、火傷、痔、捻挫に効果的とされています。

さらにミネラル成分であるナトリウム・マグネシウムやラドンを含みリウマチや関節痛などにも効果があるとされています。土庄港からのマイクロバス送迎もあるので事前に送迎の申込をしておくと良いでしょう。

サン・オリーブ温泉

道の駅・小豆島オリーブ公園内にある温泉施設です。島南側の内海湾を見下ろす高台にあり非常に高貴な眺めを堪能しながら入浴できます。

園内には約2000本のオリーブや120種類に及ぶハーブも栽培されていて、まるで地中海にいるような雰囲気を味わうことができます。入浴とセットで是非、楽しんでみてはいかがでしょう。

サン・オリーブ温泉の泉質は単純性放射能温泉(アルカリ性低張性温泉)です。単純泉は疲労回復、神経痛、不眠症、自律神経不安定症、高血圧などに効果があります。また放射能泉は高血圧、神経痛、リウマチ、痛風などへの改善作用が認められています。

また単純泉と放射能泉が混ざり合うことで以下の効果も認められています。

関節の痛みや違和感の改善:

筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき等

内臓疾患等:

慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、痛風、動脈硬化症、慢性胆嚢炎、胆石症、慢性皮膚病、慢性婦人病等

吉田温泉

「小豆島オートビレッジYOSHIDA」内にある天然温泉です。キャンプ中のリフレッシュやキャンプの後の疲れた身体を癒すには最適の温泉かもしれません。

小豆島随一の名勝でもある寒霞渓(かんかけい)の北東部、吉田ダムから流れる吉田川のほとりにあります。小豆島の温泉にしては珍しく瀬戸内の海ではなく、奇怪(!?)な岩山に囲まれたロケーションで、眺望というよりは温泉そのものを楽しんでいただける施設ではないでしょうか。

オーキドホテル塩の湯

なんとも立地条件の良いホテルで、土庄港から徒歩1分という場所にあります。源泉の泉質により6つある小豆島温泉の中で「小豆島温泉塩の湯」に分類されています。

冷え性、筋肉痛、神経痛、関節痛、打ち身、切り傷・火傷、慢性消化器病、痔疾、慢性皮ふ病、慢性婦人病等に効果があるとされ、たっぷり遊んだ後の疲れをじっくりと癒すことができます。

海が見える露天風呂のある温泉

海が見える

観光の島、小豆島の魅力はなんといってもその絶景でしょう。特に温泉につかりながら海を見下ろす高台からの美しさ、夕暮れにたたずむ島々の景観は最高の気分を味あわせてくれます。

小豆島の温泉はなぜか空間を広くとっています。ゲストにとってはとてつもなく広い解放感を感じるのではないでしょうか。目の前の景色はもちろんのこと、場所によっては天井がなく青い空をそのまんま独り占めなんていうことも可能です。

どの温泉にはいるか、迷ってしまいそうですが、その前に覚えておいていただきたいことがひとつあります。

実は温泉の効能というのは入浴中だけでなくお肌に染み込んだ温泉成分の量によっても変わります。ですから温泉から出た後にシャワーを浴びすぎるとせっかく身体に染み込もうとする温泉成分までの流してしまうことになりかねません。

入浴後は身体についた水滴をサッとタオルで拭う程度にしておくほうが温泉の効能を数時間先までより実感していただけると思いますよ。

瀬戸内はその夕陽の美しさでも他所と比べ群を抜いているんです。島々と穏やかな海が夕陽に照らされる時、真っ赤というか夕焼け色というべきか、とにかくこの「あか」の色合いは筆舌に尽くしがたい情景であり、是非あなた自身の目で確かめていただきたい光景でしょう。

ベイリゾートホテル小豆島

内海湾の南に位置する全室オーシャンビューのホテル内にあります。展望露天風呂は海と山と空のコントラストをいつでも堪能することができます。特に前面と天井がガラス張りという豪華さで瀬戸内の自然な風景や夜間には星空をみることもできます。

泉質 は鉄(II)・二酸化炭素・ナトリウム・一炭酸水素塩塩化物温泉で、6つある小豆島温泉の源泉のひとつ「湯本オリーブ温泉」に属し源泉はこのホテル内にあるのです。ナトリウムの効能で身体がポカポカになり湯冷めしにくいと評判の温泉です。

さらに以下の効果も期待できます。

関節の違和感や痛み改善:

神経痛・関節痛・筋肉痛・五十肩・関節の強張り・打ち身・運動麻痺・くじき等

消化器系疾患改善:

慢性消化器病・痔疾・冷え症・病後回復期・慢性婦人病・月経障害等

その他体調改善:疲労回復・健康増進・きりきず・やけど等。

そして本館1階には貸切の個室露天風呂が5か所もあるんです。それぞれが4~5名の定員ですので家族で入るには十分な広さです。普通なら男女がわかれるところを一家団欒で瀬戸内の海や風景を独占して最高の気分を味わえます。きっと素敵な旅の1ページになるはずです。

リゾートホテルオリビアン小豆島

リゾートホテルオリビアン小豆島内に地下1、926mから湧き出る源泉があるオリビアンの湯です。土庄港から送迎バスで15分の距離にあり高台に建つ温泉からの景色を是非楽しんでみてはいかがでしょう。

日経プラス1にて「夕陽の美しい宿」全国ベスト3に選ばれるだけあって、穏やかな瀬戸内海を見渡せるその眺望は旅の心をより一層解放してくれる程の雄大さです。

  • 泉質はアルカリ性単純温泉で、ph9と弱アルカリ性に入ります。一般にはこのph値が中性のph7より高い方がお肌がツルツルになると言われており、少しヌルッとしているオリビアンの湯は肌あたりがとても柔らかく、皮膚の角質間の皮脂や汚れも洗い流してくれます。入浴のあとのお肌はツルッツルになり、美肌の湯としても有数の温泉というのも頷けます。

小豆島国際ホテル

エンジェルロード

通称、「恋人の聖地」エンジェルロードに一番近い宿として島内でも有数の宿泊スポットです。オリビアンの湯の源泉を引いており泉質はアルカリ性低張性低温泉となります。お肌への優しい刺激は子供も高齢者にも安心です。また美肌の湯としてその泉質も人気があり、多くのゲストの身体と心を癒してくれます。

露天風呂は「オリーブの湯」、「浜風の湯」と2つありますが、エンジェルロードにほど近い浜風の湯は目隠し用の囲いをしてあります。一方もうひとつの露天風呂であるオリーブの湯は波打ち際に近く瀬戸内海の穏やかでいながら勇壮な景色を堪能していただけるでしょう。

果てしなく広がる青空は夜になれば満点の星々が輝く大宇宙を感じさせてくれる壮大なロケーションとなります。是非、夜間の露天風呂で輝く星々の眺望もお楽しみください。

小豆島グランドホテル水明

最上階の露天風呂からはエンジェルロードを真横にみることができます。潮の満ち引きによってできる「天使の散歩道」を時間の経過とともにじっくり眺めることがでいるので、温泉に入るだけでも十分価値のある施設でしょう。

泉質はアルカリ性単純温泉、源泉はオリーブの湯を引いているためお肌に優しく湯上りのしっとり感を是非感じてほしい温泉です。。

ホテルグリーンプラザ小豆島

目の前に見えるは大きな豊島、そしてその左手には小さな小豊島、その距離は遠くもあり近くもあり、情景によって対象物との距離が変わるのはあなた自身の心の変化を現しているのかもしれません。

天井のない露天風呂は他のホテルと同様多くのゲストの心を解放してくれるに違いありません。豊島と小豊島のちょうど間に沈むサンセットを拝めるのは果していつの季節なのでしょうか?確かめる方法はただひとつ、あなたがその場所にいくことでしょう。

天空ホテル海廬

エンジェルロードの先端にある大余島の眺望が間近に迫ります。左手にはエンジェルロード、右手には東港の突堤に囲まれた湾内を見渡すため、瀬戸内の中でも特に穏やかなさざ波を眼下に見下ろすことができます。

  • 泉質はカルシウム・ナトリウム・塩化物泉ナトリウムの弱酸性低張性冷鉱泉であり、カルシウム含有量は日本有数の温泉です。

まとめ:小豆島の温泉

小豆島夕暮れ

太古の昔、火山活動の地殻変動によって形成された岩石群が小豆島の基礎を作りました。そんな島の地形を利用した温泉はとてもバラエティーに富んだ泉質と雄大な眺望をお楽しみいただけます。

それ程大きくない小豆島ですが、火山岩で形成されたこの島には意外な程多くの温泉宿があり、さらに日帰り入浴もできる施設もそろっています。様々な効能があるため、ご自身の体調と相談しながらどこが最も合っているかを見極めて訪れるのも良いでしょう。

景色と温泉と特産品と、素晴らしい海や山や空の恵みをたくさんもたらす大自然の宝庫、それが小豆島を旅する大いなる魅力かもしれません。

さて、あなたならどういう島巡りを楽しみますか?


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